Emmaさんは「烏丸蛸薬師」への
リプライの中で「偏った幸せのカチカンを
押し付けたくない」とも言っています。
どのような話が有用かというよりどのような姿勢で他者に接するべきかという意味です。少なくともここで起きている嫌味の応酬のような会話は見せたいとは思いませんし、また偏った幸せの価値観を押し付けたりしたくありません。
— Emma (@EmsjpinHI) August 20, 2020
「偏った幸せのカチカン」は「烏丸蛸薬師」の
次のツイートを指しているものと思います。
高校生に訴えたいなら自分の経験話せばいいのにね。仕事首になったこととか、結婚できない現状とか。
— 烏丸蛸薬師 (@ExdBbl8pGTyZDwL) August 20, 2020
「一流大学を出て一流企業に勤めて
高収入を得て、結婚して子どもを持つことが
まっとうな暮らし」というカチカンです。
このような「昭和の因襲的な俗物」の
カチカンにもとづく暮らしぶりだけが幸せなんて
考えかたを押し付けたくない、ということです。
なにが幸せかは人それぞれです。
ライフスタイルも人それぞれで多様です。
特定の因襲的なカチカンを絶対視し、
そこから外れた暮らしを否定し見下すことは、
多様性の観点からは逆行します。
これからの時代を生きる若い人たちには、
多様性を尊重する方向を示したいし、
多様性から逆行する考えかたには
批判的になりたいものです。
このような因襲的なライフスタイルだけを
「まっとう」とする家族観が
信じられているゆえに、社会のあちこちに
問題が生じている現状もあります。
将来をになう若い人たちには、
このような因襲的カチカンが
もたらす弊害に無批判になるのではなく、
問題意識を持ってほしいものです。
なんでも「四条烏丸」はこれでも
年収が1000万円以上あって、
仕事では高評価を受けているそうです。
結婚して子どももふたりいるそうです。
自分はマーチを出て努力して
堪え性があったから、このような
羽ぶりのいい生活ができるのだと、
「四条烏丸」は豪語してもいます。
すべてツイッターにおける
「四条烏丸」の「自主申告」ではありますが。
それでも、実際に「四条烏丸」は
羽ぶりのいい生活をしているから、
被差別マイノリティを見下して
高飛車になるのはあると思います。