2020年08月24日

自民党にも女性議員は大勢いる?

8月17日エントリの続き。

パリテ法(政治男女均等法案)を
目のカタキにしている「高村武義」は、
「自民党にも女性議員は大勢いる」などと、
強烈に衝撃的なことを言っています。

 


「自民党にも女性議員は大勢いる」
というのは、どのような事実を指して
言っているのかと思います。

2019年の参院選では、自民党は
当選者57人のうち女性は10人で、
女性当選者の割合は17.5%にすぎないです。

「参院選・女性当選者は前回と同数」

2017年の衆院選では、自民党は
当選者284人のうち女性は22人で、
女性当選者の割合はわずかに7.7%です。

「衆院選・女性当選者の割合」


パリテ法を主要公約にすると言って、
「高村武義」が憎しみを込める立憲民主党は、
2019年の参院選では、当選者17人のうち
6人が女性で割合は35.2%です。

2017年の衆院選では、立憲民主党は
当選者55人のうち12人が女性で、
全体にしめる割合は21.8%となっています。
立憲民主党と比べると、自民党は女性議員が
圧倒的に少ないと言わざるをえないです。


2019年2月1日現在の、列国議会同盟の
データを見ると、下院における女性議員の
割合がもっとも高いルワンダは61.3%、
ついでキューバの53.2%です。

「Women in national parliaments」

下院の女性議員の割合が40%以上の国は16カ国、
30%以上は50カ国、20%以上は104カ国あります。
日本の衆議院における女性議員の割合は、
わずかに10.2%で164位です。

日本国内の他党や世界各国の状況を
かんがみると、自民党の女性議員の割合は
問題なく低いことが歴然としています。


「自民党にも女性議員は大勢いる」、
ここまで失笑を通り越して噴飯ものの認識を
披露できるくらい、ジェンダー問題に関して
「高村武義」は現実がまったくなにも
見えなくて無理解だったようです。


posted by たんぽぽ at 09:12| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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