パリテ法(政治男女均等法案)を
目のカタキにしている「高村武義」は、
「自民党にも女性議員は大勢いる」などと、
強烈に衝撃的なことを言っています。
https://t.co/4orVFuvHlQ パリテは生活とは直結しない。自民党にも女性議員は大勢いるが、彼女らが賃金引上げに寄与したかというとNOだ。一方、与野党男性議員らが消費税減税を主張している事実もある。パリテと男女賃金格差や女性の生活を直結させるのは典型的な詭弁。風が吹けば桶屋が儲かる論法だ。
— 高村武義 #WalkAway ”返信は引用ツイートで返します” (@tk_takamura) August 17, 2020
「自民党にも女性議員は大勢いる」
というのは、どのような事実を指して
言っているのかと思います。
2019年の参院選では、自民党は
当選者57人のうち女性は10人で、
女性当選者の割合は17.5%にすぎないです。
「参院選・女性当選者は前回と同数」
2017年の衆院選では、自民党は
当選者284人のうち女性は22人で、
女性当選者の割合はわずかに7.7%です。
「衆院選・女性当選者の割合」
パリテ法を主要公約にすると言って、
「高村武義」が憎しみを込める立憲民主党は、
2019年の参院選では、当選者17人のうち
6人が女性で割合は35.2%です。
2017年の衆院選では、立憲民主党は
当選者55人のうち12人が女性で、
全体にしめる割合は21.8%となっています。
立憲民主党と比べると、自民党は女性議員が
圧倒的に少ないと言わざるをえないです。
2019年2月1日現在の、列国議会同盟の
データを見ると、下院における女性議員の
割合がもっとも高いルワンダは61.3%、
ついでキューバの53.2%です。
「Women in national parliaments」
下院の女性議員の割合が40%以上の国は16カ国、
30%以上は50カ国、20%以上は104カ国あります。
日本の衆議院における女性議員の割合は、
わずかに10.2%で164位です。
日本国内の他党や世界各国の状況を
かんがみると、自民党の女性議員の割合は
問題なく低いことが歴然としています。
「自民党にも女性議員は大勢いる」、
ここまで失笑を通り越して噴飯ものの認識を
披露できるくらい、ジェンダー問題に関して
「高村武義」は現実がまったくなにも
見えなくて無理解だったようです。