「旧姓使用でじゅうぶん」という
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
典型的な意見を述べた筋トレの人は
当然のことながら反論されます。
「反対派の定番「旧姓使用でじゅうぶん」」
既に旧姓で働いてる方もたくさんいますので、現状のままで良いと僕は思ってます。
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) July 14, 2020
あなたの妻は喜んでも、「他人の中には」改姓が苦痛だ、信用・実績・資産を築いてきたIDが変わると困る、と言っているのに、なぜわざわざ他人まで「旧姓」にさせたいのですか?
— nana/井田奈穂/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) July 14, 2020
使い分け困りごとならごまんと出てきますよ。二重の氏名は、犯罪を疑われることもあります。https://t.co/27ZcxJpHA0
旧姓使用では困るという人はたくさんいる、
そうした人たちにまで旧姓使用させるのはなぜか?
という趣旨のことを、選択的夫婦別姓の
推進派のかたからリプライされます。
筋トレの人はなぜか推進派からのお尋ねに
対する答えにはまったくならない
抽象的なことを言います。
ですから、僕は反対ですが、賛成があるのも理解してます。フェアに議論して決めてほしいだけです。現状に賛成の声の女性の声もしっかり聞いてほしいだけです。
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) July 14, 2020
筋トレの人は「旧姓使用で困る人たちに
旧姓使用させるのはなぜか?」と
訊かれているのですから、
まずこれに答える必要があるというものです。
賛成のかたから選択的夫婦別姓に賛成する
根拠を示されたなら、それについて検討して
自分の意見を述べることが
「賛成に対する理解」だと思います。
「フェアに議論したい」なら、相手から
訊かれたことには答えるのが本来でしょう。
相手から訊かれたことを無視して、
自分の言いたいことだけ言うようでは、
「フェアな議論」は望めないというものです。
賛成のかたから示された根拠を検討しないし、
訊かれたことにも答えないなら、
「そんな賛成意見は理解したくない」のだと
思われても無理もないでしょう。
筋トレの人は「自分の意見を聞け」
「自分の意見を尊重しろ」という
趣旨のことを繰り返し言います。
それならぜひnanaさんから示された
旧姓使用で困ることについて検討をして、
「自分の意見」を述べてほしいものです。
自分の意見を述べなければ、
「自分の意見」は存在しないことになります。
存在しない「自分の意見」なんて、
理解や尊重のしようがないことです。
それが「ふつうの感覚」だと思います。
選択的夫婦別姓が実現しても、
夫婦同姓の選択肢はあります。
なので、現状に賛成している女性も
現状のままでよく、なにも変わらないです。
よってそのような女性は、選択的夫婦別姓に
反対する理由がないことになります。