2020年08月04日

反対派の定番「旧姓使用でじゅうぶん」

8月1日エントリの続き。

選択的夫婦別姓に反対する筋トレの人は、
「旧姓を使っている人もいるから
自分は現状(夫婦同姓の強制)で
よいと思っている」と言っています。

 


また「旧姓使用でじゅうぶん」が出てきました。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
意見の中では定番のひとつです。

「旧姓使用できれば問題ない?」
「旧姓使用は場面がかぎられている」
「旧姓使用では不便な人もいます」

そしてこの「旧姓使用でじゅうぶん」の根拠は
自分の狭い見聞プラスアルファ程度、
というのも「お定まり」です。


筋トレの人が見聞している「旧姓を使うかた」は、
どのくらい旧姓使用でじゅうぶんと
考えているのかと思います。

旧姓使用が可能な範囲が限られていたり、
ふたつの名前の使い分けが煩雑だったりで、
不便を感じているかもしれないです。

選択的夫婦別姓が実現することで
自分の名字の問題は本質的な解決をすると、
思っているかもしれないです。


筋トレの人は妻が改姓したと言っているので、
自分は改姓していないのでしょう。
よって旧姓使用も無縁だと思います。

自分は旧姓使用したことがないのに、
それでじゅうぶんだと言えるのは、
どういうことかと思います。


旧姓使用を認めている企業は
数の上では全体の半数にも満たないです。
また旧姓使用が認められる企業でも、
可能な場面がかぎられることが多いです。

「旧姓使用の状況に関する調査」

旧姓使用の状況(企業規模別)

2019年11月に住民票とマイナンバカードの
旧姓併記が可能になりました
これによって新しく旧姓使用が可能になった
企業や金融機関、資格はほとんどないです。
旧姓使用の可能な範囲は、
ほとんど広がらないのが現状です。

「効力はたいしてない住民票の旧姓併記」
「住民票の旧姓併記・その狭い有効範囲」



かりに旧姓使用が可能な場面が
今後広がったとしても、
ふたつの名前を使い分ける煩雑さを
避けたいかたや、名前にアイデンティティが
あるかたには解決にならないです。


旧姓使用は名字の問題を解決するのに
まったくふじゅうぶんというのが
現状であることはあきらかです。

抜本的かつ簡単な解決方法は、
やはり選択的夫婦別姓の導入です。
それ以上のよい「対案」はないと思います。


posted by たんぽぽ at 23:04| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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