2020年08月01日

議論でも改姓したい人を無視しない

7月31日エントリの続き。

夫の名字に改姓して喜んでいる女性の存在を
無視しているというのは、選択的夫婦別姓の議論に
登場しないという意味かもしれないです。

 


2015年12月7日に放映された
NHKの「クローズアップ現代」は、
選択的夫婦別姓についての特集でした。
このとき親の離婚が原因で、
夫婦同姓を強く望んだかたが登場します。

「親の離婚で夫婦同姓希望?」

両親の離婚を経験していたため、夫婦が同じ名字であることを
強く望んでいたのです。

妻 ゆかりさん「お父さんがいてお母さんがいて家族で
という憧れが強かったので、やっぱり自分でもあたたかい家族が
ほしいなと思っていたので、同じ名字で同じひとつ屋根の下で
という憧れがすごくありました。」


このかたはすでに結婚しているようですし、
自分が結婚改姓したものと思います。
よって「結婚改姓して喜んだ女性」でしょう。

選択的夫婦別姓の議論に「改姓を喜ぶ女性」は、
必要なら登場することがあるということです。
ゆえにべつだん無視はしていないです。


posted by たんぽぽ at 23:37| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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