選択的夫婦別姓の議論において、
結婚改姓が嬉しいという女性が出てこないのは、
そのようなかたは発言の必要を感じないから、
ということもあるかもしれないです。
夫婦別姓に賛成してる人たちの、夫の姓になって喜んでる人達、の存在を無視しまくってるところが、僕はとても嫌いです。ウチの妻も喜んでくれた一人だけど、あたかも強制の被害者かのように数字に入れる。
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) June 19, 2020
心の中じゃ、そういう女性に対して、男に媚び売る保守的で古い女って思ってるんじゃないかな。
選択的夫婦別姓の必要を語るのですから、
夫婦同姓が強制されていると
問題があるかたのお話は意味があります。
「結婚改姓するとこんな問題がある、
だから結婚改姓しない選択肢を設けよう」という
展開になるからです。
結婚改姓しても問題ないかたの
お話をしたところで、「それなら非改姓結婚の
選択肢は必要ないね?」となって、
選択的夫婦別姓を導入する理由は
出てこないことになります。
かくして選択的夫婦別姓の議論の中で、
「改姓しても問題なかった」という
お話をするかたは意味がないことになります。
選択的夫婦別姓に反対していて、
他人も結婚改姓するべきだと考えているなら、
選択的夫婦別姓の議論で「改姓しても
問題なかった」というお話をするために
出てくることは意味があると思います。
「改姓しても問題なかった」かたでも、
選択的夫婦別姓に賛成していることは多いです。
そして賛成であるなら、議論に意味のない
自分の個人的なお話をするために、
わざわざ出てきたりしないのでしょう。
導入しようとしている制度が、
全員が夫婦別姓でなければならない
というものであれば、「改姓しても問題なかった」
というお話は意味があるでしょう。
実際に導入するのは「選択的」夫婦別姓です。
結婚改姓して夫婦同姓になりたいかたの
選択肢はそのまま続くことになります。
よって「改姓しても問題なかった」
というかたの権利は侵害されず、
選択的夫婦別姓の導入でなにも変わらないので、
この意味でも発言の必要はないことになります。
彼自身、奥さんに対しそうおもっているのじゃないでしょうか。
因襲・反動的で、差別的な男性と思われる」と
思っているのかもしれないです。