2020年06月25日

「世の流れが変わった」とはなにか?

岡村隆史氏の「風俗嬢」発言を批判する
藤田孝典氏の記事を「嫌がらせ、名誉毀損、
侮辱を意図した投稿」などと言いがかりをつける
ツイートが100いいねをもらえたと、
「山田晃嗣」はご満悦になっています。

 


「いいね」が100を超えた理由や、
本当に岡村隆史氏の発言を擁護する人が
とても多いのか、といったことにも
言うことはあるだろうと思います。

「確実に世の流れも変わってきている」という
「山田晃嗣」の認識について、
ここでは少しお話しておきます。


岡村隆史氏の「風俗嬢が増えて楽しみ」という
発言を批判するかたに対するバッシングが
広まることを「世の流れも変わっている」と
考えるなら、それはお門違いです。

むかしはいまより男性が女性を性的搾取しても、
さほど問題にされなかったです。
風俗へ行くことを公言しても、
女性が風俗で勤めることを歓迎しても、
強い批判は起きにくかったのでした。

批判したところで批判者はバッシングされるか、
まともに相手にされないでしょう。
それゆえ女性が男性から性的搾取されることに
問題意識や差別意識を感じても、
だまっているよりなかったです。

それゆえいま「山田晃嗣」が藤田孝典氏に
やっているような、岡村発言批判に対する
バッシングがまかり通るなら、それはむかしと同じで、
「世の流れは変わっていない」です。


現状はまがりなりにも岡村発言に対して
批判の論調が高まり、岡村隆史氏を
教育番組から降板させる署名活動が
なされるくらいにはなっています。

「岡村隆史の番組降板を求める署名」

男性から性的搾取されることの礼賛や
正当化に対して、ようやく女性はある程度の声を
あげられるようになったと言えます。
このような現状こそ、むかしとくらべて
「世の流れが変わってきた」というものです。


posted by たんぽぽ at 22:24| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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