結婚して戸籍上は改姓したことを「夫婦別姓を望み
結婚しない人たちの邪魔になった」と
思いつめたことを言っているかたがいました。
結論を言えば「邪魔なんてことはない」です。
私は選択的夫婦別姓に賛成なのに結婚して戸籍は夫の姓になった。それは、夫婦別姓を望み結婚しない人たちを邪魔する行動だったんだと今更気づいた。
— 共稼ぐ妻、寿司🍣💛🌈✨ (@ns27264591) April 24, 2020
セクハラ被害を話した時に「辛いよね」って共感はしてくれたのに、何も助けてくれなかったあの人たちと同じことを私はしてしまったんだって。
蛇足で補足。ミソに迎合して生きようとする女性を否定する権利がないのと同様に、他者に戦うことを強いるのはNGだとわかるし、私は自分を省みてるだけで他者のことはそう思ってはない。
— 共稼ぐ妻、寿司🍣💛🌈✨ (@ns27264591) April 24, 2020
自分は誰かを傷つけたかもしれない、救われるべき人をスルーしてしまった。だからせめてもっと取り組もうと思う。
選択的夫婦別姓に賛成するかたは、
「夫婦同姓を選択する必要があるので
選択する」というかたのことは、
なにか問題があるとは考えないです。
現に推進しているのは「選択制」です。
夫婦同姓の選択肢も従来通り残すことを、
推進派の人たちは主張しています。
他人には自分と違った事情があるのだから、
自分と違った選択をする他人がいても
当たり前と、選択的夫婦別姓の推進派の
人たちは考えているということです。
選択的夫婦別姓は、夫婦別姓の選択肢が
必要な人たちの問題なのはもちろんですが、
それ以外のかたにも「社会制度として
他人の選択を認められるか」という問題があると思います。
それゆえ「自分は結婚改姓して夫婦同姓だけど
選択的夫婦別姓に賛成」というかたの存在は、
大きな意味のあることになります。
とくに選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
自分は夫婦同姓を選択する人は、
夫婦別姓の選択肢は必要ないから
選択的夫婦別姓にも反対に違いないと、
決めてかかることが多いです。
そのような反対派(非共存派)の認識に
対する反証として、「自分は夫婦同姓を
選択するけれど、選択的夫婦別姓には賛成」という
かたがいることは重要になります。