2020年05月15日

自分は改姓せず夫婦同姓がいい?(2)

5月14日エントリの続き。

選択的夫婦別姓の反対派「おちぱく」は、
さらにこんなことを言ってきました。

離婚によって同姓の親がいなくなると、
なにか問題があるらしいです。
これについて考えてみることにします。

 

「婚姻中は片方の親と同姓だから
子どもに問題がなかった。離婚して同姓の親が
いなくなると、子どもは同姓の親を
欲しがるはず」というのが、
「おちぱく」の思考ではないかと想像します。


婚姻中は引き取った親と別姓で問題が
なかったのですから、離婚してきゅうに
同姓にしたいと思うことは通常はないでしょう。
4月22日エントリでお話したことが、
「おちぱく」は理解できないようです。

「夫婦別姓・離婚後に親子同姓になる?」

「おちぱく」は自分が親子で同姓で
なければならないと信じているので、
他人も同様だと思っているのでしょう。
自分と異なる他人がいることを
「おちぱく」は理解されたいです。


現実には、自分を引き取った親と
同じ苗字を名乗ったほうが社会的に
便利などの理由で、親子同姓になりたいと
考える子どもも、いるとは思います。

その場合は、子どもは自分から望んで
改姓するでしょうし、また自分の意思だけで
改姓する手段も、現行民法にはあります。

「改姓を望む人のアイデンティティ」

ここで「自分は改姓せず親に改姓させて
親子同姓になる」という、自己中心的な
子どもを、「おちぱく」は想定する
というのがわからないです。

5月14日エントリで触れましたが、
「おちぱく」は自分が相手に望まない
改姓をさせて同姓になろうとするから、
他人も同様だと思っているのかもしれないです。

「自分は改姓せず夫婦同姓がいい?」


「家族は同姓でなければならない、
そのためには望まない改姓を要求する」という、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
独善的な要求にもとずくひずんだ認識を
「おちぱく」は示したのだと思います。


posted by たんぽぽ at 22:31| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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