2020年05月08日

旧姓使用不可では人材は集まらない

旧姓使用はいっさい認めない職場から
採用通知が来たけれど辞退した、
というかたのお話があります。

おそらくその様子を見てだと思いますが、
その職場では何十人という
集団レベルで退職者が出るという、
すごいことがあったのでした。

 

このツイートのかたの職場の場合、
氏名が看板の業種だというのもありますが、
旧姓使用くらいできるようでなければ、
きょうびは従業員から逃げていくもある、
ということなのでしょう。


旧姓使用ができないという時点で、
採用を辞退するわんわんさんは強いです。
そしてその様子を見て退職する
ほかの従業員たちも強いと思います。

だれでもできることではないとはいえ、
苗字の問題で退職できるくらい
ポテンシャルがあるのはすばらしいことです。

わんわんさんが旧姓使用ができない
という理由で採用を辞退したと聞いて、
職場の側が「上をかけあう」と言って
あわてて引き止めようとしています。

それくらい従業員側が強い立場、
というか職場の側が人材を欲している
状況ではあったのでしょう。


選択的夫婦別姓の問題にかかわっていると、
苗字に関しては不愉快なことや
悲しいことが多いですが、
そうした中にあって、めずらしく「快挙」と
言えるお話だと思います。




posted by たんぽぽ at 23:31| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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