2020年05月01日

選択的夫婦別姓の導入から数世代後

4月29日エントリの続き。

選択的夫婦別姓を導入すると、
夫婦別姓の家庭も最初は意識があるから
ばらばらにならないが、何世代も経過したら
どうなるかわからないと、反対派(非共存派)の
「筑後守」は言っています。

 

「わからない」というのは、
ようは「夫婦別姓の家族はばらばらに
なっていることもありえる」と、
「筑後守」は言いたいのでしょう。


選択的夫婦別姓を導入したら
どうなるかですが、何世代も経過しないうちに、
夫婦別姓の家庭が存在することが
あたりまえになって、だれも疑問に
思わなくなっていると思います。

「夫婦別姓の家族はばらばらになる」
などとばかげたことを主張する
「筑後守」のような人がいなくなる、
それが選択的夫婦別姓の導入から
何世代も経過したのちの状況だと思います。

選択的夫婦別姓が導入されれば、
ほどなくして人びとの意識は変わり、
夫婦別姓は違和感なく定着するというのは、
ときどき言われることだと思います。


日本で夫婦同姓の強制が民法で
定められたのはいまから120年前です。
現在までにほぼ4世代が経過しています。

それだけの時間しか経たないのに、
夫婦同姓をあたりまえだと思いすぎて
「夫婦別姓は家族がばらばらになる」と
被害妄想にかられる「筑後守」のような人が
出てくるにいたったのでした。

それならば選択的夫婦別姓の導入から
同じくらいの時間があれば、
夫婦別姓と夫婦同姓の混在を
疑問に思わない人ばかりに
なっているだろうというものです。


posted by たんぽぽ at 20:44| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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