2020年04月29日

伝統を持ち出すのは夫婦別姓反対派

4月28日エントリの続き。

「筑後守」の3つ続きのツイートのうち
最後のツイートにある「其れを以前は別姓だからと」は、
文脈から考えて主語は選択的夫婦別姓の
推進派、賛成派だと思います。

 

推進派、賛成派はかつての日本は
夫婦別姓だったからという理由で、
現在の日本で選択的夫婦別姓の導入を
求めていると「筑後守」は言いたいのでしょう。


推進派、賛成派が現在の日本で
選択的夫婦別姓を求める理由は、現在と未来の
自分の生活と尊厳のために必要だからです。
「伝統」とか「むかしはどうだった」
ということは関係ないです。

推進派が議論の際伝統に触れるのは、
反対派(非共存派)が、夫婦同姓の強制は
日本の伝統と言い出すからです。
このようなおかしな主張に対して、
推進派は反証する必要があるということです。

選択的夫婦別姓の実現を求める人たちは、
基本的に伝統や過去には関心がないです。
反対派(非共存派)から持ち出さなければ、
推進派、賛成派が議論することはないでしょう。


「筑後守」自身は、「夫婦同姓の強制は
日本の伝統」とは言っていないようです。
それでもほかの選択的夫婦別姓の反対派を見ていると、
「日本の伝統」と言う人が多いです。


「夫婦同姓は日本の伝統」と言っている
反対派(非共存派)を見かけたら、
「筑後守」からも「伝統ではない」と
ぜひ反証してほしいです。

「夫婦同姓の伝統・起源の認識」

あるいは選択的夫婦別姓の議論に伝統が
出てくることが「筑後守」は不満だと言うなら、
先に持ち出す反対派に「伝統の議論をするな」と
言うのがよいと思います。


posted by たんぽぽ at 09:47| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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