「筑後守」の3つ続きのツイートのうち
最後のツイートにある「其れを以前は別姓だからと」は、
文脈から考えて主語は選択的夫婦別姓の
推進派、賛成派だと思います。
→其れを以前は別姓だからと、家制度も廃止されたのに変えたらバラバラになるだけ。最初は意識があるからバラバラにはならんでしょうが、何世代も経過したら分からない。それなら別に現状でも意識の問題なんだから、不都合解消は旧姓併記拡大でやれば良いではないかというのが反対派の主張ですよ。
— 筑後守 (@turbo0421) April 9, 2020
推進派、賛成派はかつての日本は
夫婦別姓だったからという理由で、
現在の日本で選択的夫婦別姓の導入を
求めていると「筑後守」は言いたいのでしょう。
推進派、賛成派が現在の日本で
選択的夫婦別姓を求める理由は、現在と未来の
自分の生活と尊厳のために必要だからです。
「伝統」とか「むかしはどうだった」
ということは関係ないです。
推進派が議論の際伝統に触れるのは、
反対派(非共存派)が、夫婦同姓の強制は
日本の伝統と言い出すからです。
このようなおかしな主張に対して、
推進派は反証する必要があるということです。
選択的夫婦別姓の実現を求める人たちは、
基本的に伝統や過去には関心がないです。
反対派(非共存派)から持ち出さなければ、
推進派、賛成派が議論することはないでしょう。
「筑後守」自身は、「夫婦同姓の強制は
日本の伝統」とは言っていないようです。
それでもほかの選択的夫婦別姓の反対派を見ていると、
「日本の伝統」と言う人が多いです。
日本は夫婦別姓。其れは氏族制度の影響。他の氏族から嫁を通じて財産を奪われない様に明確に、「嫁は他所の人」と区別していたからです。其れが家制度になり、正式には別姓だが、妻も婚家の姓を名乗るようになって、明治に武家の習わしに基づき別姓にしたが、庶民は実質は婚家の姓を名乗るのが一般化→
— 筑後守 (@turbo0421) April 9, 2020
「夫婦同姓は日本の伝統」と言っている
反対派(非共存派)を見かけたら、
「筑後守」からも「伝統ではない」と
ぜひ反証してほしいです。
「夫婦同姓の伝統・起源の認識」
あるいは選択的夫婦別姓の議論に伝統が
出てくることが「筑後守」は不満だと言うなら、
先に持ち出す反対派に「伝統の議論をするな」と
言うのがよいと思います。