2020年04月28日

一般的な夫婦別姓反対派の主張?

「夫婦同姓は日本の伝統」だと主張する
選択的夫婦別姓の反対派は、夫婦同姓の強制は
不平等条約撤廃のために欧米式の法整備が
必要だったからだということは無視すると、
わたしはツイッターで語っていました。

そこへ選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
「筑後守」がからんできました。

 


「筑後守」は日本は近代以前は
夫婦別姓だったこと、夫婦同姓の強制を
民法で定めたのは、明治時代に欧米の
影響を受けたことは認めています。


この点に関しては「筑後守」は
一般的な選択的夫婦別姓の反対派とは、
一線を画していると思います。

日本の夫婦同姓の強制は明治以降で、
不平等条約撤廃のために欧米にならったものだと
わたしが言っているそばですから、
それを無視しようがなかったのでしょう。


「というのが反対派の主張ですよ」と
「筑後守」は最後に言っています。
わたしの見るかぎり、同様の見解を示す
反対派(非共存派)はほとんどいないです。

夫婦同姓の強制は日本の伝統と信じている
反対派(非共存派)は多いし、
しかも明治以前からずっとそうだったと、
なんとなく思っていることが多いです。


夫婦同姓は戦国以降くらいからだと、
はっきり言っている反対派もいます。
近代以前から日本は夫婦同姓だったと
信じているということです。

「夫婦同姓は戦国以降位からの伝統?」


日本の苗字は江戸時代の屋号だという
選択的夫婦別姓の反対派もいます。
この反対派にとっては、夫婦同姓の伝統も
江戸時代からなのでしょう。

「日本の苗字は江戸時代の屋号由来?」

◆江戸時代の屋号に起因する名字制度は
日本の伝統的な生活文化であり、外国と比較して論じるべきではない。
日本人は同姓の家族が一つ屋根の下で暮らしながら
田畑を耕し、海や山を守ってきた。
その一体感は現代の日本人が受け継ぎ、
後世に引き継ぐべき感覚ではないだろうか。


日本の夫婦同姓は不平等条約撤廃のために、
欧米諸国にならったことに言及する
反対派(非共存派)はいないようです。

日本の夫婦同姓は明治以降の120年だと
主張する反対派(非共存派)はいます。
それでも100年以上続いたから
伝統だと言うだけで、欧米の家族法に
ならったことまでは言わないです。

「夫婦同姓は民俗学でいう慣習?」



「筑後守」がツイートを3つ使って
述べたことは、選択的夫婦別姓の反対派に
広く見られる一般的な主張ではなく、
ほぼ「筑後守」ひとりの見解だと思います。


posted by たんぽぽ at 22:28| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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