2020年04月26日

面識ある学校の先生が訊くとおかしい?

4月21日エントリの続き。

「未成年者の意見は親の同意がないと
聞けない」と執拗に言い続ける
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)
「令月院トーナス居士」に、わたしは畑恵氏の
エピソードをご紹介しました。

小学一年生の子どもたちがこぞって
「結婚改姓したくないから結婚しない」と
非婚宣言をしたお話です。

 


4月19日エントリでお話したうちのひとつです。
みんなで給食を食べているときの雑談です。
事前に準備した話題ではないでしょうから、
親の許可も取っていないでしょう。

「夫婦別姓の子の意見・親の同意が必要?」

畑恵氏本人でさえ、こんなお話をするとは
そのときまで思っていなかったと思います。


「令月院トーナス居士」は、
こんなことを言ってきました。
学校の先生という面識のある人が訊くから、
ジャーナリストの取材とは違うそうです。


畑恵氏は作新学園の理事長です。
広い意味で「学校の先生」と言えるかもしれないです。

それでも小学校の児童たちとは、
そんなに面識はないだろうと思います。
校長先生より面識がないのではないかと思います。
子どもたちは「自分の学校の偉い人」
くらいの認識ではないかと思います。


面識のまったくないジャーナリストの
取材であっても、「選択的夫婦別姓について
お話をうかがう」程度のことは、
事前に連絡しているだろうと思います。

なんの話題が出てくるか、取材を受ける側は
事前に知っているという意味では、
「抜き打ち」でないと言えます。
あらかじめ質問を予想した上で、
回答を準備できるということです。


畑恵氏のケースは、雑談でたまたま
結婚改姓のお話が出てきたのであって、
事前に準備した話題ではないと考えられます。

「回答をあらかじめ考えておけない」
という意味では、畑恵氏といっしょに
給食を食べた小学一年生のほうが
「抜き打ち」度は高いでしょう。


posted by たんぽぽ at 20:34| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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