2020年04月17日

自分がされたくないことを他人にもしない

4月16日エントリの続き。

「相手に結婚改姓を望まない人もいる」
と言って、「正論」が持ち出したのは、
「結婚改姓したくない人に結婚改姓を
させたくない」というかたでした。

「相手が嫌なことをしたくない」という、
ごくあたりまえの感情ということです。

 


「正論」はスクリーンショットを貼って
「言質を取った」と思ったのかもしれないです。
ところが「正論」が思っていた
「改姓したい人に改姓させたくない人」
というケースではなかったのでした。

スクリーンショットの部分だけでも、
あとに「どちらかが我慢するのは
平等でない」と続いています。
「改姓したくない人に改姓させたくない」
という意味だと、わかりそうなものです。



スクリーンショットのツイートは婚約者と、
会話したことについて語っています。
相手が婚約者なら「自分がされたくないことを
相手にもさせたくない」と言っているのだと
考えるのが自然でしょう。

婚約者相手に「当人がしたくないことを
させようとしている」と思えるという、
「正論」の発想もわからないです。


「自分がされたくないことは、
他人にもしない」というごくふつうの感情が、
「正論」のような選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)には理解が
はなはだ困難なのかもしれないです。

彼ら選択的夫婦別姓の反対派は、
自分が改姓したくないから結婚相手の女性に
改姓させようなどと、考える人たちです。

自分の利益のために相手が望まないことを
押し付ける独善的な人たちということです。
そしてそのような自分を基準に、
他人を考えるのかもしれないです。


「正論」を含めた選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)には生活感がなく、
恋愛や結婚もろくに知らないのかもしれないです。

「夫婦別姓反対派・生活感の欠如」

彼らはあたりまえの人間関係や
人間心理もろくにわからないのでしょう。
それで「結婚改姓したい人に
結婚改姓させたくない人」なんて、
不自然なことを考えるのかもしれないです。


posted by たんぽぽ at 23:02| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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