2020年04月16日

それは結婚改姓したくない人です

4月14日エントリの続き。

「夫婦別姓にしたい」ではなく
「結婚改姓したくない」であることを、
わたしは「正論」にツイッターでもお話しました。

そうしたら「正論」は「相手に結婚改姓を
望まない人もいる」と言って、
スクリーンショットを貼り付けてきました。

 


このスクリーンショットのかたは
「私がそれ(相手の改姓)を望まない」と
言っていますが、これが「正論」が言っている
「相手に結婚改姓を望まない人」のようです。

そのスクリーンショットなら、
「私がそれ(相手の改姓)を望まない」
のあとに「どちらかが我慢するのは、
平等でないと考えています」とあります。

「どちらかが我慢する」と言っているので、
「相手は結婚改姓をしたくない」という
状況であることがわかります。
「相手は結婚改姓をしたい」という
「正論」が想定する状況ではないです。


このスクリーンショットのかたは、
婚約者の男性に自分が結婚改姓したくない
気持ちを語ったというノートのかたです。

「婚約者(男)に夫婦別姓を切り出した(2)」

このノートの女性のかたは、婚約者の男性が
結婚改姓する気はないかと打診していました。
ノートでもそれを語っています。

「夫婦別姓について、婚約者(男)へ真正面から切り出してみた。」

◇一応確認するけど、私の姓に変えるのは嫌なんだよね?

◆うーーーーーん……。
そうだね、嫌だ。

◇うん。私も同じなんだよ。
だから、同じ思いをさせたくない。

この女性は自分が結婚改姓しないなら、
相手の男性が結婚改姓して夫婦同姓になるのは、
問題ないということでしょう。


ノートでは結婚改姓したくないと
婚約者の男性が言ったあと「同じ思いを
させたくない」と、この女性は言っています。

「同じ思い」は「望まない結婚改姓を
させられて嫌な思いをすること」です。
よって「婚約者の男性も結婚改姓を
したくないなら、それはさせたくない」という
意味であることがここでもわかります。


posted by たんぽぽ at 23:01| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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