2020年04月02日

性的少数者問題も次の段階にするな

4月1日エントリの続き。

選択的夫婦別姓を「次の段階」と言った人は、
性的少数者問題も「次の段階」と言っています。

性的少数者問題にはいろいろありますが、
ここでは諸外国の動きがわかりやすい
同性結婚に注目することにします。

 


同性結婚を法制化する国や地域は
世界ではどんどん増えています。
欧米の民主主義国ではその多くで、
パートナーシップや法律婚が実現しています。

「同性結婚を認める世界」
「ギリシャの同性結婚雑感」
「イタリアの同性結婚雑感」

2019年には台湾でも同性結婚が法制化されました。
今後はアジアでも同性結婚を実現する国が、
どんどん出てくることが予想されます。

「台湾で同性結婚の法制化・アジア初」


同性結婚に対して国政レベルで
なんの法的制度もない日本は、
すでに遅れているくらいです。
ヨーロッパなら欧州人権裁判所から
制裁を受けているところです。

「次の段階」なんて悠長なことを言っている
状況ではなく、すでに「現在の段階」で
実現する必要があることです。

posted by たんぽぽ at 22:51| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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