2020年03月11日

選択的夫婦別姓で困ることはなにか?

メインブログの2月27日エントリ
お話した、夫婦別姓訴訟の控訴審で
原告の青野慶久氏らが敗訴した記事についた
ブックマークのひとつです。

このコメントの人によると、
「われわれよりはるかに賢い人」が
反対しているから、選択的夫婦別姓の導入で
「困ること」は存在するそうです。

 
高裁でも「選択的夫婦別姓」認められず サイボウズ青野社長ら「最高裁に行く。ゴールは立法」 - 弁護士ドットコム

「だれも困らないことをなぜ許容できないのか」「誰も困らない」?我々より遙かに賢い人々が「許容できない」というのだから我々程度じゃ判断できないレベルの「困ること」が後々起きると予想されてるんでしょうよ。

2020/02/26 20:35


「われわれよりはるかに賢い人」が
だれなのかをはっきりしてほしいです。
その人の選択的夫婦別姓に関する主張を、
直接確認したいと思います。

「困ること」は具体的になにかと思います。
このコメントの人は、「困ること」を
自分では判断できないと言っています。
それでも「われわれよりはるかに賢い人」が
言っていることを、伝えることはできるでしょう。


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が、
これまで主張している「困ること」は
ほとんどどれもさんざん検証され、
じつはなにも困らないと、反論されています。

今後新しい主張が出てきたとしても、
デマや差別のレベルでしかないでしょう。
顧慮する必要のある「困ること」が
示されることはないと思います。


選択的夫婦別姓に反対する人たちは、
著名人や政治家ならおもだった人なら、
わたしは多くを把握しています。
その中に「われわれよりはるかに賢い人」が
いるとはとても思えないです。

反対派(非共存派)はほとんどだれも、
これまでにさんざん検証され反証された
デマや差別レベルの主張を繰り返すだけです。
検討に値する主張をする人はいないです。


最初のブックマークのコメントは、
選択的夫婦別姓の導入で「困ること」など
なにもないのに、なにかあるように
漠然と思わせる「足止め効果」を
狙ったものだと、わたしは思います。

具体的に「困ること」はなにかと
訊かれた場合、最初のコメントの人は
「自分には判断できない」と言って
批判をかわすことが予想されます。
「反証不可能」な主張でもあると思います。


posted by たんぽぽ at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「われわれよりはるかに賢い人」だったら反対しないんですよね・・・
非共存派は基本バカだから政治家などが「われわれよりはるかに賢い人」であることに間違いないと思いますが・・・
Posted by あいうえお at 2024年03月01日 17:29
>「われわれよりはるかに賢い人」だったら

ご指定の通り、はるかに賢い人たちは、
みんな選択的夫婦別姓に賛成ですね。

>非共存派は基本バカだから

「われわれ」の指すものが「選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)」なら、たいていのかたは
「はるかに賢い人たち」になると言えますが。
Posted by たんぽぽ at 2024年03月03日 14:32
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