2020年02月22日

結婚改姓は多少の我慢でなく大きな犠牲

ツイッターでよく見かける、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

この反対派は「選択的夫婦別姓を認めると、
多少の我慢で成立していた結婚が
成立しなくなる」などと言っています。
「多少の我慢」は結婚改姓のことで
あることは文脈からあきらかです。

 

結婚改姓は「大きな犠牲」です。
「多少の我慢」などではないです。
矮小化しないでいただきたいです。

そのような犠牲をともなう婚姻なんて
成立させたら不健全です。
むしろ成立しないほうがのぞましいです。


結婚改姓が多くの場合において
「大きな犠牲」であることは、
結婚改姓がうれしかった女性がなく、
不満や負担を感じた女性が多いことが
示していると思います。

「結婚改姓を喜ぶ女性はいないらしい」

改姓にあたっての感慨を尋ねたところ,
やはり多いのは「そういうものだと思った」
「特に 何とも思わなかった」というものであったが,
やはり当然のように女性が改姓しなければ
ならないことに疑問を感じていた人もいた.
そして非常に多かったのが「改姓はとても面倒だった」という意見である.
一方,「是非変えたいと思った」
「それこそ結婚の証だと思った」という程の
強い思い入れも見られなかった.
この点,学生など20歳前後の場合,とりわけ女性は
ロマンチック・ラブ概念が先行しているため,
改姓に一種の憧れもあるようだが,実際に婚姻を経験している
女性たちにはそれ程の思い入れもなかったようである.


20-30代の首都圏勤務の女性のうち
選択的夫婦別姓が実現したら夫婦別姓
(非改姓結婚)を選ぶかたが63%だったという
アンケートも、結婚改姓に「大きな犠牲」が
あることを示していると思います。

「非改姓結婚希望が6割以上」

夫婦別姓が可能になったら、あなたは?

結婚改姓は「大きな犠牲」があることを示す
ほかの事例として、女子校の小論文の課題に
選択的夫婦別姓について出したら、
7割ほどの生徒が「結婚改姓したくない」
と書いた、ということもあります。

「夫婦別姓の希望は実は多数派?」



最初のツイートの反対派(非共存派)も、
結婚改姓に一定の負担や不利益があることは、
無視できないのでしょう。

結婚改姓の負担や不利益が大きいと、
それを要求することは自己中心的で
差別的ということになります。
それゆえ結婚改姓の負担や不利益を
大きなものだとは、最初のツイートの
反対派は思いたくないのでしょう。

結婚改姓の不利益を無視できないけれど、
大きいとも思いたくないという二律背反が、
最初のツイートの反対派の場合、
「多少の我慢」という表現になったものと思います。


posted by たんぽぽ at 22:32| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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