2020年02月11日

経済的理由で非婚の人を無視?

2月9日エントリの続き。

選択的夫婦別姓を求めるかたたちを
「超絶マイノリティ」と言ってのけた人は、
「経済的に厳しいから結婚出来ない人を
リベラルは無視している」と言っています。

 
なにを根拠にこう言うのかと思います。
経済的事情で結婚できない人を、
リベラルはかえりみていると思います。



わたし個人に関しては、経済的事情で
結婚できない人が増えていることを、
ずいぶん前から問題視しています。
世論調査を示すなどして、何度も話題にしています。

「未婚・晩婚化の意識調査」
「結婚願望と交際経験の減少(2)」



経済的事情で結婚できないことは
男性のほうが問題にされがちですが、
女性はもっと深刻ということも指摘しています。

「非正規の女性も結婚に消極的」

これまで未婚化が進んだ背景には、男性の所得が
下がったことや非正規雇用の問題があるとされてきた。
だが最近わかってきたのは、女性でも、
非正規や無業の人よりも正規雇用の人の方が
結婚する確率が高いということだ。

さらに、非正規と正規の人を比べると、
出産している人が多いのも正規雇用の人である
(現在の状況ではなく結婚前、出産前の状況を比較した場合)。
正規雇用者はより所得が高く、出産や育児支援の制度が
整っているからだと考えられる。
パートナーとなる女性の経済力を
気にする未婚男性も増えてきている。


このような事態の元凶は、正規雇用と
非正規雇用の区分を固定することで、
若年層や女性を生産性の低い低賃金の雇用に
回していることだ、ということも指摘しています。

「日本の非正規雇用はひどい」

終身雇用制と年功序列が完全にはなくならず、
さらに正規雇用と非正規雇用が固定化したため、
低賃金の労働力が生産性の低い分野に流入した。
日本は若者や女性を虐げ、外国人労働者を排除してきたため、
時代の変化とグローバル化に完全に乗り遅れてしまった。
若者や女性を低賃金で働かせて得た利益は
海外に投資され、人口はどんどん減っていく。
こうした悪循環を断つためには、
日本は若者たちが家庭を持って
子供を育てていけるよう、まず賃金を上げるべきだ。

これらはわたしが、これまでに
主張してきたことのうちの一部です。
これだけでもわたしが経済的事情で
結婚できない人の増加を問題視して、
その解決を訴えていると言えると思います。


最初のツイートの人が、わたしをリベラルと
みなすかどうかという問題があります。
たぶんみなすだろうと、わたしは想像します。

反リベラルの人やミギ寄りの人にとっての
「リベラル」や「左派」「左翼」は
範囲がやたら広いことが多いからです。


たんぽぽはたしかに経済的事情で
結婚できない人を問題視しているがそれは特例で、
リベラルの全体的傾向は関心にとぼしいと、
最初のツイートの人は言うかもしれないです。

それならば、リベラルが経済的事情で
結婚できない人に無関心な傾向があるという、
積極的な根拠を示してほしいです。


posted by たんぽぽ at 06:50| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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