結婚改姓したくないかたを
「超絶マイノリティ」と言ってのけた人は、
「恋愛強者でないから結婚できない人」を
政策で救済するべきとも言っています。
経済的に厳しいから結婚出来ない人や恋愛強者じゃないから結婚出来ない人は無視して、夫婦別姓を選択出来ないから結婚しないとかいう超絶マイノリティの方向ばかり見てるのが現代リベラルの惨状じゃねえのか?
— マクシム (経世済民) (@thksngy) July 3, 2019
政府が介入すべきは前者か後者か?少し考えれば自明だろう
それでも個人の自由が大事か?
「恋愛強者でない人」は、
「恋愛弱者とされる男性」でしょうか?
もっとあからさまな言いかたをすれば
「非もて男性」のことです。
経済的事情で結婚できない人は、
同じツイートで並列して言っています。
ここでの「恋愛強者でない」というのは、
経済的事情以外と考えていいでしょう。
「恋愛弱者男性」「非もて男性」のことなら
事情ははっきり言えます。
彼らは「女性の気持ちが自分の
思い通りにならない」ことや、
「女性という資源が自分に配分されない」ことを
「被害」と考える人たちです。
「非もての精神・思考構造」
1. 女性の気持ちが自分の思い通りになると思っていて、
それが思い通りにならないので、他人や社会のせいにする。
2. 女性を男性どうしで配分する「資源」と考えていて、
その「資源」が自分に回ってこないので、被害者意識を持つ。
女性の気持ちが、他人である男性の
思い通りにならないのは当然です。
そして女性は男性のあいだで
配分される「資源」ではないです。
「恋愛弱者男性」の利益は、女性を搾取し、
女性を犠牲にすることで成り立つことになります。
それゆえ彼ら恋愛弱者男性が
自分を被害者と考えることが筋違いです。
彼ら「恋愛弱者男性」は言ってみれば、
男性としての既得権を得られなかった
社会的強者、ということになるでしょう。
「恋愛弱者男性」の利益のために、
女性は搾取され犠牲となるいわれはないです。
女性には望まない男性と
結婚をさせられない権利があります。
「非婚女性はなぜスティグマか?」
政府が政策を行なう必要があるのは、
このような女性の権利の保証です。
「意に沿わぬ相手と結婚させられないこと」「結婚しなくても男の経済力に頼らず生きていけること」を女が求めたからこそのフェミニズムなんじゃないのかな。まぁその辺は奴隷解放とか公民権運動とかと同じ構造だよね。
— 宇野ゆうか (@YuhkaUno) March 27, 2015
他人のせいにします。
それゆええ自分をレベルアップさせよう
という発想が「ない」ことになります。
恋愛弱者男性は、女性を男性の
あいだに配分する「資源」のように
思っているのでしょう。
「恋愛弱者男性を政策で救済」というのも、
女性を「資源」だと思っているから
出てくる発想だと思います。