2020年02月05日

伝統的家族はカチカンでなく認識の間違い

「選択的夫婦別姓の推進派が反対派の
カチカンを不用意に批判して反発を招く」
という趣旨のことを言っている
「批判のしかたが悪い」という批判です。

 

直接的にはこちらのツイートを指すようです。
推進派が批判した反対派のカチカンとは、
「伝統的家族」のことのようです。


「夫婦同姓が日本の伝統的家族」とか
「父親と母親がいて子どもがいるのが
伝統的家族」は、「間違った認識」です。
「カチカンの違い」ではないです。

「間違った認識」であれば根拠を示して
反証する必要があることです。
反証することは「カチカンの否定」ではないです。


日本の夫婦同姓は明治の後半に
不平等条約を解消するために、
欧米風の法整備を導入したことにはじまります。

「日本で夫婦同姓になった起源」

「父親と母親がいて子どもがいる」というのは、
高度経済成長期に企業利益のために
普及させた家族イデオロギーです。

「家族思想という信仰」

いずれの家族のありかたも
日本の「伝統的家族」でないことは、
このようにして反論することができます。


posted by たんぽぽ at 23:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>選択的だから夫婦同姓を選びたい人は選べますよ!!で良いのに。

こちらはそう言ってるのに非共存派は理解しようとはしないですね。
Posted by あいうえお at 2024年03月01日 17:17
それは選択的夫婦別姓を求める
かたたちは何度も繰り返し言っていますね。
でも選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
絶対に理解しないことですね。

「『選択制だから夫婦同姓を選びたい人は
選べる』と言えばすむ」ような
なまやさしいお話ではない、ということです。
Posted by たんぽぽ at 2024年03月02日 11:02
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