選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。
この反対派はサイボウズの青野慶久氏の
ツイートに絡みついています。
この反対派(非共存派)に言わせると、
推進派が騒ぎを大きくするほど、
世論が選択的夫婦別姓から離れるのだそうです。
そんなことを言うなら、騒ぎが大きくなることで
世論が選択的夫婦別姓から離れると
思われる根拠を示してほしいと思います。
民主党系が騒げば騒ぐほど、朝日が騒げば騒ぐほど、共同通信が騒げば騒ぐほど、青野さんが騒げば騒ぐほど、世論は選択的夫婦別姓から離れていくのがわかりませんかね?
— ct110or125 (@ct110or125) January 23, 2020
あなたにはわからないかなー。わかるわけないな。
わたしに言わせると、騒ぎが大きくなる
(議論が活発になる)と、世論はむしろ
選択的夫婦別姓に賛成に近づくと思います。
内閣府が行なっている選択的夫婦別姓に関する
世論調査では、2018年は賛成が42.5%で過去最多、
反対は29.3%で過去最低でした。
「家族の法制に関する世論調査」

これは2015年の最高裁大法廷回付や、
2018年の青野慶久氏らによる
夫婦別姓訴訟によって、選択的夫婦別姓に
関する議論が活発になり、世論のあいだに
理解が浸透したからだと考えられます。
選択的夫婦別姓の議論が活発になることで、
関係する情報が広まるので、
それによって問題を適切に理解する人が
増えるということだと思います。
このあたりは選択的夫婦別姓に反対だった人が
賛成になることはそれなりにあるけれど、
逆に賛成から反対になることはほとんどない
ということが、示していると思います。
選択的夫婦別姓に反対だった人が、考えを変えて賛成にまわるということは、よくある。
— yuri (@ysv36gxuk) November 12, 2019
でも逆のケースはほとんどない。
それは、勉強したら選択制の方が理に適っていると理解できることだから。
未だに反対してる人、それに気づいてほしい。お仲間どんどん減ってるよ!
有名人を見ても、選択的夫婦別姓に
反対だったがのちに賛成になった人は、
稲田朋美など例があがります。
逆に賛成から反対になった人は、
有名人では例は見当たらないようです。
「自民党・稲田朋美元防衛相が選択的夫婦別姓に賛成の理由」
おおむかしから選択的夫婦別姓に
反対の論陣を張っていた言論人たちは、
最近はすっかり黙りこんでいるようです。
「沈黙する夫婦別姓反対派」
訴訟が話題になってから、政治家にしても評論家にしても、
著名な反対派は全く表に出てきません。
おそらく、賛成派のほうが多そうだと空気を読んでいるんでしょうね。
逆に賛成の人はどんどん実名で出て、
意見を言ったり支持や応援を表明してくれたりする。
時は来たのかな、と思っています」
マイノリティだと思いこんでいた側が、思いがけず冷静に反論してくるし、選択的夫婦別姓に関しては、青野さんの意思表示以来、賛同する人がわっと増えたからでしょう。反対派の著名人が沈黙し、議席を伸ばした立憲民主党も賛成を表明し、Twitter上ではマイノリティーが入れ替わった状態なのかも。 https://t.co/G3fjaVprge
— 3a8(ab) (@saya_fairyland) January 4, 2018
青野慶久氏が夫婦別姓訴訟を提訴すると
名乗りをあげたころには、彼ら反対派(非共存派)の
識者たちは発言しなくなっていました。
よってもう2年はだまっていることになります。
最初のツイートの反対派が考えるように
騒ぎが大きくなれば世論は選択的夫婦別姓から
離れるなら、彼ら反対派はなぜ積極的に発言して
騒ぎを大きくしないのかと思います。
彼ら反対派の識者たちは「自分たち反対派が
騒げば騒ぐほど、世論は選択的夫婦別姓に
賛成に近づく」ということを
わかっているのではないかと思います。