2020年01月14日

結婚相手の苗字の選択に干渉

1月7日エントリの続き。

「民俗学」を持ち出す選択的夫婦別姓の
反対派「東一」
が、「日本では夫婦同姓が原則」と
言っているツイートについてです。

 

この「東一」のツイートは
「選択的夫婦別姓」を求める人たちの
結婚後の苗字のスタンスについて、
分類したツイートへの反論です。

選択的夫婦別姓を求める人たちは、
「結婚改姓したくない」であって、
「夫婦別姓にしたい」ではないこと、
自分が結婚改姓したいと思うのも自由なこと、
そして結婚相手の選択に干渉しないことを
場合分けして示しています。



このツイートに「東一」は異議がある
ということは、結婚相手の苗字の選択に
干渉しないことを容認しないことになります。

自分が改姓しないなら、相手はかならず
改姓しなければならないし、相手が改姓しないなら、
自分が改姓しなければならないと、
「東一」は考えているということです。


現在の日本の社会通念では、
男性が自分は改姓せず、結婚相手の女性に
改姓させることが「既得権」になっています。

この状況で「結婚相手の苗字の選択に
干渉しない」ことを認めないとなると、
「男性が改姓せず女性が改姓して
夫婦同姓になる」という選択肢しか
実質的に存在しないことになります。

「東一」はかかる男性の「既得権」と
ジェンダー差別を維持、強化をし、
女性が結婚改姓しない権利を認めないことを、
主張していることになります。


posted by たんぽぽ at 23:43| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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