2020年01月04日

子どもも子ども以外の人の人権も守れ

1月3日エントリの続き。

「子どもの人権を守るだけではだめ」と
とつぜん「Pちゃん」は言い出したのでした。
それなら子どもの人権も、子ども以外の人の人権も
守っていただきたいものです。

 
「Pちゃん」にはまず手始めに、
女性の人権を守っていただきたいです。



選択的夫婦別姓が認められないことで、
女性が望まない結婚改姓を余儀なくされ
女性に対する人権侵害になっています。

女子差別撤廃条約の16条1(g)で、
結婚後の苗字に関する男女の同一の権利を
保証することを定めています。

「ジェンダー平等のために選択的夫婦別姓」

第十六条
1 締約国は、婚姻及び家族関係に係る
すべての事項について女子に対する差別を
撤廃するためのすべての適当な措置をとるものとし、
特に、男女の平等を基礎として次のことを確保する。
(g)夫及び妻の同一の個人的権利(姓及び職業を選択する権利を含む。)

これは日本の場合、女性の人権を
保証するために選択的夫婦別姓を
実現せよということで、女子差別撤廃委員会から
日本政府は再三勧告されています。


「Pちゃん」は「社会制度の前に
ジェンダー平等は意味を持たない」とか、
「憲法はジェンダー平等を認めない」と言って、
選択的夫婦別姓の実現に反対し、
女性の人権を守ろうとしないのでした。

「社会制度はジェンダー平等のために」


「憲法はジェンダー平等を定める」


「子どもの人権を守るだけではだめ」の
「だめ」に当てはまるのは、
「日本社会」でも選択的夫婦別姓の
推進派のかたたちでもなく
「Pちゃん」ご自身にほかならないです。


付記:

「Pちゃん」は子どもの人権も守らないです。
「子どもは神様であって人間でないから
人権はない」などと言っています。
(これがこのお話のそもそもの発端でした。)

「子どもは神様だから人権はない?」


posted by たんぽぽ at 16:03| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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