「子どもの人権を守るだけではだめ」と
とつぜん「Pちゃん」は言い出したのでした。
それなら子どもの人権も、子ども以外の人の人権も
守っていただきたいものです。
「Pちゃん」にはまず手始めに、
女性の人権を守っていただきたいです。
子供の人権を守るだけでは駄目だというのが日本の社会なんだよ。
— Pちゃん@木津川→犬山→篠山とマラソンが続くよ! (@pchanMF) 2019年12月3日
選択的夫婦別姓が認められないことで、
女性が望まない結婚改姓を余儀なくされ
女性に対する人権侵害になっています。
女子差別撤廃条約の16条1(g)で、
結婚後の苗字に関する男女の同一の権利を
保証することを定めています。
「ジェンダー平等のために選択的夫婦別姓」
第十六条
1 締約国は、婚姻及び家族関係に係る
すべての事項について女子に対する差別を
撤廃するためのすべての適当な措置をとるものとし、
特に、男女の平等を基礎として次のことを確保する。
(g)夫及び妻の同一の個人的権利(姓及び職業を選択する権利を含む。)
これは日本の場合、女性の人権を
保証するために選択的夫婦別姓を
実現せよということで、女子差別撤廃委員会から
日本政府は再三勧告されています。
「Pちゃん」は「社会制度の前に
ジェンダー平等は意味を持たない」とか、
「憲法はジェンダー平等を認めない」と言って、
選択的夫婦別姓の実現に反対し、
女性の人権を守ろうとしないのでした。
「社会制度はジェンダー平等のために」
君達、「家族」という最小の社会制度の単位を理解している?
— Pちゃん@木津川→犬山→篠山とマラソンが続くよ! (@pchanMF) 2019年11月21日
むしろ「社会制度」という概念を理解しているの? その前には男女平等など何の意味も持たない。
「憲法はジェンダー平等を定める」
法律の最上位に憲法があることを知らないのかな?
— Pちゃん@木津川→犬山→篠山とマラソンが続くよ! (@pchanMF) 2019年11月22日
憲法はジェンダーを認めてない。法制審議会が何を決めようと上位の法に反するものは無効とされる。
「子どもの人権を守るだけではだめ」の
「だめ」に当てはまるのは、
「日本社会」でも選択的夫婦別姓の
推進派のかたたちでもなく
「Pちゃん」ご自身にほかならないです。
付記:
「Pちゃん」は子どもの人権も守らないです。
「子どもは神様であって人間でないから
人権はない」などと言っています。
(これがこのお話のそもそもの発端でした。)
「子どもは神様だから人権はない?」