2019年12月30日

妊娠には生物学的なリスクがある

12月28日エントリの続き。

信頼関係の築けない相手と性交渉するな
主張するかたを、「それなら男女の性交渉を
禁止すればいい」
と言って揶揄した
「ふじおかひろき」は、同性間の性交渉は、
妊娠がないから禁止しなくていいとお考えです。

 
同性間の性交渉でも性暴力や
性感染症はあるので、信頼関係の築けない
相手と性交渉するべきではない
ということを、わたしはツイッターでも
「ふじおかひろき」に言ったのでした。


「ふじおかひろき」からの返信は、
なにが言いたいかよくわからないです。
「妊娠をリスクとみなすのは
社会的適応」なんて言っています。



妊娠のリスクは生物学的ですよ?
妊娠しているあいだはからだの自由が
狭められるし、病気にもかかりやすくなります。

中絶、流産、死産や出産自体の身体的負担、
出産で自分が死ぬ可能性があります。
出産後後遺症が残る可能性もあります。
これらはすべて生物学的であって、
社会的適応ではないです。


「ふじおかひろき」は妊娠にともなう
どのようなリスクを「社会的適応」と
言っているのかと思います。

妊娠すると非正規に回されるとか
退職を余儀なくされることでしょうか?
これらはたしかに、妊娠にともなう
深刻なリスクですし、社会的な問題です。

それだけでなく妊娠や出産は、
生物学的レベルで大きなリスクがある
ということを、「ふじおかひろき」は
理解していないのかと思います。



付記:

「妊娠をリスクとみなす」という
「ふじおかひろき」の言いかたも、
どういうことなのかとも思います。

これら生物学的なものも社会的な問題も
「リスクとみなす」ものではなく、
問題なく「リスク」です。


posted by たんぽぽ at 22:57| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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