覚醒剤が合法だった時代があったことを
知らなかったことがわかりました。
「覚醒剤が合法の時代を知らなかった」
すべての国民の幸せのために
法律は作られたり改正されたりした、
という例として、かつては覚醒剤が合法だった
というお話をしたかたがいました。
シンナー吸っても罪にならないから街角で堂々と吸えたり、
— わんわん (@Nzdaisukiikoiko) 2019年11月24日
覚醒剤すら合法の時代もあったんだけどね。
全部「全ての国民が幸せになるために」
法律はつくられたり改正されたんだよ。
そうしたら「Pちゃん」は
「覚醒剤が合法だった時代なんてあったのか?」と、
まじめに訊いてきたのでした。
あのさぁ、覚醒剤が合法だった時代があったの? 法規制がなかった時代はあるけど。
— Pちゃん@木津川→犬山→篠山とマラソンが続くよ! (@pchanMF) 2019年11月24日
法規制がなければ、やってもよいなんて、考える方がどうかしているよ。
覚醒剤の怖さを解ってないから、そのようなことを言えるんだよね。
覚醒剤がかつて合法だった時代があったことは、
こちらの本にくわしいです。
「『覚せい剤取締法の政治学—覚せい剤が合法的だった時代があった—』西川 伸一 著 ロゴス」
かつて覚せい剤は合法だった。
戦争中には兵士の戦意を高揚させるために使われた。
戦後には疲労や憂鬱から人を解放するものとして流行し、
織田作之助や坂口安吾、太宰治も常用していた。
結果、中毒者が増えて社会問題となる。
覚せい剤の使用が禁止されるのは、
覚せい剤取締法が施行された1951年以降のことである。
覚醒剤は「気つけ薬」「栄養剤代わり」として
戦中は軍隊が利用していました。
戦後もしばらくのあいだ、薬局でふつうに
売られていて、愛用する有名人もいました。
ところが覚醒剤は中毒がきわめて
危険であることがあきらかになり、
1951年に取り締り法が施行されるにいたりました。
戦後しばらくは普通に市販されてたってきいた覚えがあるんですが間違ってます?
— ゆいみん (@yuim1) 2019年11月24日
それです。
— わんわん (@Nzdaisukiikoiko) 2019年11月24日
当時は気付け薬として薬局で普通に売られていました。
太宰治は愛用してました。
— ももりん (@zqioTceBsozUjeT) 2019年11月24日
坂口安吾もですよね。
— ゆいみん (@yuim1) 2019年11月24日
「Pちゃん」は自信たっぷりに、
そして勝ち誇ったように「覚醒剤が合法だった
時代があったの?」などと言ってます。
「Pちゃん」は自分のごく狭い見識を
普遍的な事実だと思い込んでいることを、
よくしめしている例だと思います。
このくらい見識が狭い「Pちゃん」なら、
「判明する範囲で夫婦同姓が当然」とか、
「家族制度は時代や文化圏にかかわらず
恒久普遍」なんて信じていても、
さもありなんというものです。
「家族は同姓で当然・判明する範囲?」
「家族制度は文化圏・時代で変化する」