2019年12月26日

日本の事実婚はふじゅうぶん

12月22日エントリの続き。

選択的夫婦別姓に反対する家系図の人は、
結婚改姓したくないなら、フランスのように
事実婚でよいだろうとも言っています。

 


日本の場合、事実婚ではよくないです。
事実婚では得られない法的権利があります。
9月30日エントリでご紹介した記事と
そこに出ている表を載せておきます。

「読めば読むほど事実婚でふじゅうぶん」
「選ぶ結婚 事実婚と法律婚は何がどう違うのか」





家系図の人は「フランスのように」と
言っていますが、フランスの事実婚は、
日本の事実婚とは状況が異なります。

フランスの事実婚はパートナーシップという、
法的に定められた社会制度です。
日本の事実婚は住民票の未届けの記載など、
部分的に認められた権利があるだけで、
法的な社会制度ではないです。

フランスは婚外子差別がなく、
事実婚カップルの子が法律婚カップルの子と
くらべても、社会制度的にも社会通念的にも
不利益がきわめて小さいです。


フランスは夫婦別姓でも法律婚ができます。
(もともと夫婦別姓が原則。)
各人の生活の必要に応じて
パートナーシップ、法律婚の
いずれも選択することができます。

フランスの家族制度は個人が生活のために
もっとも適切なのを選べるよう、
選択肢が用意されています。
この点で日本と大きく異なっています。

「フランスの家族政策」

「フランスの家族政策には三つの柱がある。
一つは法的環境の整備。事実婚や婚外子の容認、異性同性のカップルに
結婚と同等の権利を与える「連帯市民協約(PACS)」の法制化、
同性婚解禁と、時代とともに進化している。



posted by たんぽぽ at 22:36| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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