「多様性の尊重」を盾にとって、
自分の意見の正当化を図る選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の続きです。
「多様性をならず者の砦にするな」
「多様性」という観点から私の意見も尊重していただけますと幸いです。
— 馬造 (@umanomiyatsuko) 2019年11月17日
「多様性の尊重」とは不寛容や多様性に
逆行することを容認せず批判的になることです。
自分自身を否定するものを否定する、
そうでないと存在が成り立たない、
あたり前のことだと思います。
多様性から逆行することを
「多様性」の名のもとに寛容になると、
その逆行する考えが広まることによって、
かえって多様性が損なわれるという、
本末転倒な事態になるからです。
11月17日エントリでお話した、
「多様性」をならず者の砦にしないための、
カール・ポパーのパラドックスです。
「多様性からの逆行・寛容のパラドックス」
多様性に逆行するものを「多様性の観点」から尊重すると、多様性が損なわれかえって多様性が尊重されない本末転倒なことになる。カール・ポパーの「寛容のパラドックス」です https://t.co/gN1smf9o4P
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年11月17日
選択的夫婦別姓の実現は「多様性」の典型です。
それゆえ選択的夫婦別姓を取り上げることを
「センスがない」と否定する
最初の選択的夫婦別姓の反対派の考えは、
多様性に逆行することになります。
よって「多様性の観点」に立つなら、
最初の選択的夫婦別姓の反対派の考えを、
批判し否定する必要があります。
批判的にならなければ、多様性の観点に
立っていると言えなくなります。