「女性には結婚改姓の願望がある」と思いたい、
選択的夫婦別姓の反対派、「アマジャーナル」は、
「女性が改姓できないなら、男性に改姓して
もらえばいい」と言っています。
「いますでに選択はできている」なんて、
ナイーブなことも言っています。
これも典型的な反対派の主張だと思います。
そこまでどうしてもって言うんなら男性側に婿入りして貰えばいい( ˇωˇ )
— アマジャーナル (@amajaamajaaanal) 2019年10月6日
そういう意味では今既に、選択は出来てると思います( ˇωˇ )
男性も女性も改姓したくない場合、
「男性が改姓すればいい」という
「アマジャーナル」の案は破綻します。
男女のどちらも改姓したくない場合、
現行の夫婦同姓の強制では選択肢がないです。
よってその選択肢を設けるために、
選択的夫婦別姓の導入が必要になります。
女性が改姓したくないなら、
男性が改姓すればいいと言う人(反対派)は、
男性も女性も改姓したくないケースは
想定できないのかと、つねづね思います。
女性が結婚改姓したくないと言った場合、
相手の男性がこころよく改姓するケースは
どれだけあるのかと思います。
ほとんどの男性は、改姓に応じないと思います。
これは「女は結婚改姓するもの」という
社会通念が強いからであり、男性は改姓せず
結婚相手の女性に改姓させることが
「既得権」になっているからです。
男性が結婚改姓して女性の苗字を名乗る
「女姓婚」のアンケートを取ったところ、
反対する人が31%もいました。
「女姓婚のアンケート」
(1)女姓婚に賛成か
69%←YES NO→31%
(2)少子化対策に役立つか
29%←YES NO→71%
(3)婚姻で名字が変わることに抵抗があるか
54%←YES NO→46%
女性が結婚改姓して男性の苗字を名乗る
「男姓婚」なら反対はほぼゼロでだと思います。
「結婚改姓は女がしなければならない」という
社会通念があることを示していると思います。
現在の日本では婚姻の96%のケースで
女性が結婚改姓するという厳然たる事実が、
男性が改姓するケースは存在しないも
同然であることを示しています。
「現行法は男女どちらの姓も選べるから平等?」
「アマジャーナル」は「選択はできている」などと
言いますが、「男性が改姓する」という選択肢は
実質的にできていないと言えます。
男性が改姓すればいいと言う人(反対派)は、
日本社会の結婚改姓に対する
あからさまなジェンダー非対称が
本気でわからないのかと思います。
付記:
「アマジャーナル」は「婿入り」を
男性の改姓の意味で使っていると思います。
単に男性が改姓しただけでは
「婿入り」とは言わないことは、
これをご覧のかたはよくご存知と思います。
「婿養子」
「婿に入る」「婿養子」という概念は、
現在の民法では法的に存在しないです。
自分が改姓を望まない妻に改姓を
押し付けたので、「同じことをすればいい」
という発想があることが考えられます。
反対派(非共存派)は、「自分が嫌なことを
人に押し付けられる」人なので、
他人も同様だと思っているのでしょう。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/456969215.html