結構簡単に変わると思う」というナイーブな
認識をしめすかたは、「庶民の苗字の文化は
そんなに古くない」とも言っています。
庶民の苗字の文化ってそんなに古くないものなんだから、結構簡単に変わっていくようには思う。社会的に別姓使用者とそれに対する理解が広まってから法改正で良いとか思ってる。
— ななな (@170nanana) 2019年10月7日
文化・風習に関するものって、少し遅れて法律が追認するくらいの形で良いんじゃないかなぁと思う。
江戸時代の庶民は苗字を名乗れませんでした。
国民全員が苗字を名乗るようになったのは、
明治に入ってからです。
庶民の苗字は、たかだか150年程度の歴史です。
これでも「じゅうぶん長い」と言う人もいますが、
「そんなに古くない」と考えるほうが妥当です。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)には、
日本社会は前近代から庶民は苗字を
名乗っていたと思っているのか、
「夫婦同姓は日本の伝統」と言って、
江戸時代や戦国時代のお話をする人が
めずらしくないから、嫌になってしまいます。
「日本の夫婦別姓問題の経緯」
「夫婦同姓は戦国以降位からの伝統?」
そんな中にあって、最初のツイートのかたは、
苗字の歴史に関しては、そこらへんの
反対派(非共存派)と違って、
妥当な認識をしていると思います。
(「ななな」さんは選択的夫婦別姓の賛成派だから、
反対派と違うのは当たり前だって?
ああ、そう言えば、そうでしたね。)