自分では言っているのですが、
主張内容は反対派そのものというツイートです。
最近よく見かけるパターンだと思います。
はじめに「旧姓使用で不便はない」という、
選択的夫婦別姓の反対派としては
オーソドックスな主張を見てみます。
その根拠が「うちの職場でそこそこいる」という、
自分の個人的見聞プラス若干の憶測
というのも、反対派の定番だと思います。
選択的夫婦別姓自体には個人的には賛成。というかウチの職場では既に旧姓のまま仕事してる人はそこそこいるし、別にそれで不便しない。
— ななな (@170nanana) 2019年10月7日
ただし、法改正ってなると少し疑問符がつくのは確か。こういうのはどっちかというと文化・風習によるものだろうから、あまり法律が先行し過ぎるのもどうかと思う。
この「旧姓使用でじゅうぶん」に関しては、
少し前にも何度かお話しています。
「旧姓使用できれば問題ない?」
「旧姓使用は場面がかぎられている」
旧姓使用を認められている企業は
全体の半数程度と限られています。
また旧姓使用が認められる場合でも、
可能な場面がかぎられることが多いです。
「旧姓使用の状況に関する調査」
旧姓使用は限界があって不便も多いし、
実際に不便を感じている人たちがいる、
というのが実態ということになります。
最初のツイートの人の職場で旧姓使用している
というかたたちも、本当に旧姓使用で
不便がないかどうかはわからないです。
旧姓使用できる範囲が限られていて
不便を感じているかもしれないです。
ふたつの名前の使いわけに煩雑さを
感じているかもしれないです。
そうしたかたたちは、選択的夫婦別姓が
認められていれば、自分の名前の問題は
解決するのにと思っているかもしれないです。
人には他人が知らない事情があると思います。
外から他人が見て「不便がない」と思えても、
そう決めることはできないことも多いです。
実際には不便がある可能性は
いくらでも考えられることです。
付記:
最初のツイートの人は、「アマジャーナル」
という人のツイートにリプライしたものです。
女性には結婚改姓の願望があると思いたいらしい、
選択的夫婦別姓の反対派です。
女性が結婚して、苗字が変わる。
— アマジャーナル (@amajaamajaaanal) 2019年10月6日
結婚式に来てくれるくらい仲の良い友達からも旧姓で呼ばれたい、なんて人いますか?
仕事上、●●さんって呼ばれてた人が明日から◯◯さんって呼ばれる、社内なら良いけれど、そういうの関係無くビジネスとして定着した●●さんはあるかもしれない。必要性があると→