選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
ほかにもさまざまな反対論を展開しています。
たとえば「夫婦同姓を選択したい人にとって
選択的夫婦別姓を導入しなくても
なんら問題はない」などと言っています。
夫婦同性がいいと思っている人から見れば、選択制夫婦別姓がなくても何ら問題はありません。
— goronya-424 (@goronya_424) 2019年11月5日
結局夫婦同姓がいいって思っている人たちのことを理解できていないのでしょう。 https://t.co/uJZLWg9yyl
そんなことを言うなら「夫婦同姓を
選択したい人にとって、選択的夫婦別姓を
導入してもなんら問題ない」です。
選択制ですから導入後も夫婦同姓を
選択したい人は、従来通り選択できるからです。
夫婦同姓を選択したい人にとって
選択的夫婦別姓を導入することで、
あたかも問題があるかのように印象操作する、
とても偏ったツイートだと思います。
選択的夫婦別姓を導入すると「問題ある」のは
「他人も夫婦同姓でないと許せない人」です。
「夫婦同姓を選択したい人」の多くは、
他人も夫婦同姓でなければならないと考えないです。
2015年11月の東京新聞が行なった
選択的夫婦別姓のアンケートによると、
「夫婦同姓がいい」と回答したうち
「他人が夫婦別姓を選択するのは自由」と
答えた人は男性の63.8%、女性の84.6%です。
「東京新聞・別姓のアンケート」
「夫婦同姓がいい」人の約7割程度が、
「他人が夫婦別姓を選択するのは自由」と考え、
「他人も夫婦同姓でなければならない」人は、
「夫婦同姓がいい」人のうち3割程度です。
「夫婦同姓がいい」人はその多くが同時に
「他人も夫婦同姓でなければならない」人だと
思っているらしい、最初のツイートの反対派こそ
「夫婦同姓がいいと思っている人たちを
理解できていない」と思います。
最初のツイートの反対派(非共存派)は、
自分は「夫婦同姓がいい人」で同時に
「他人も夫婦同姓でなければならない」と
考えているので、ほかの「夫婦同姓がいい人」も
自分と同様と思ったのかもしれないです。
そうだとしたら、最初のツイートの
反対派は「自分と他人が区別できない人」
ということになりそうです。
ですね。きちんと自他の区別がつく同姓希望の方々をバカにした発言ですね。
— らいぶ (@livekagi) 2019年11月6日
たぶんこの人、自分と他人は違うという根本的なところから理解できてないように思えます。さらに、自分の知識と良心に基づき物事の是非を判断するという当たり前の知的活動さえ、自分の仕事じゃないと思っていそうです。
— 猫さん。んにゃ! (@nekoacademy0) 2019年11月7日
結婚改姓したくないかたのことを
理解していないというものです。
リンクしている反対派(非共存派)の場合、
「夫婦同姓がいい人たちを理解できていない」は、
どんなことかは想像はつきます。
「うちの嫁が生来の苗字に復姓したら嫌だ
という人のことが理解できていない」です。
それをはっきり言うと自己中心的で
差別的なことがばれるので、
「夫婦同姓がいいと思っている人」と
しか言わないのだと思います。