民主党政権の3年3ヶ月のあいだに、
選択的夫婦別姓は実現しませんでした。
この事実をもって「民主党政権にとって
選択的夫婦別姓の優先度は低かった」と
「四条烏丸」は主張します。
「選択的夫婦別姓・国民的議論が必要?(2)」
「選択的夫婦別姓の実現には国民的議論が必要だと主張する反対派(非共存派)」
いやいや、認知されてないと思いますよ。メディアも他の案件と比較せれば取り扱い低すぎるから。国民的なニーズがあればすぐやるでしょ?民主党のときもできたのでは?
— 四条烏丸 (@meemee555555) 2018年8月12日
民主党政権5年があった歴史を貴方は脳内消去したのか?(苦笑)
— 四条烏丸 (@meemee555555) 2018年8月12日
失礼、3年でした。しかしながら法案通す機会はあったろうになぜ出さなかったのでしょうか?日本会議も安倍晋三も関係ないですよね。
— 四条烏丸 (@meemee555555) 2018年8月13日
そんなの言い訳。民主党政権で夫婦別姓は優先順位は低いということが証明されたということですよ(苦笑)
— 四条烏丸 (@meemee555555) 2018年8月13日
夫婦別姓法案はこれより優先順位はひくいわけね(苦笑) pic.twitter.com/0rCGolI5Dg
— 四条烏丸 (@meemee555555) 2018年8月14日
民主党政権時代に選択的夫婦別姓が
実現しなかった理由ですが、
鳩山政権のときは当時入閣していた亀井静香が
反対したことが、きわめて大きいです。
亀井静香は選択的夫婦別姓法案の
閣議決定に応じることに、拒否し続け、
法案を国会に提出することを阻止しました。
「亀井静香が反対」
記者会見で亀井氏は、永住外国人に地方選挙権を付与する法案と
選択的夫婦別姓制度の導入を柱とする民法改正案について、
「国民新党が反対している限り、絶対に日の目を見ない。
(成立を)熱望している方々にはご愁傷さまです」と強調した。
「首相、夫婦別姓法案で閣議決定に応じるよう要求 亀井氏明かす」
国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は20日、
鳩山由紀夫首相と17日に会った際、
選択的夫婦別姓制度を導入するための民法改正案について、
国民新党が国会で反対することを容認する代わりに
亀井氏自身は閣僚として閣議決定に応じるよう
求められたことを明らかにした。亀井氏は拒否したという。
鳩山由紀夫首相も、福島瑞穂、千葉景子といった
選択的夫婦別姓法案の関係閣僚も、
亀井静香の説得を試みていました。
国民新党は採決で反対してよいから、
亀井静香は閣議決定には応じてくれとも
鳩山由紀夫言っていました。
それでも亀井静香は頑として
閣議決定に応じることを拒絶し続けました。
「首相、夫婦別姓法案で閣議決定に応じるよう要求 亀井氏明かす」
鳩山由紀夫首相と17日に会った際、
選択的夫婦別姓制度を導入するための民法改正案について、
国民新党が国会で反対することを容認する代わりに
亀井氏自身は閣僚として閣議決定に応じるよう
求められたことを明らかにした。亀井氏は拒否したという。
鳩山由紀夫もほかの閣僚も民主党の議員も、
選択的夫婦別姓の反対派の頑迷さを
過小評価していたのもあったと思います。
それでこんなところでつまづくとは
思わなかったのでしょう。
このときは「今期国会はだめでも次がある」と
思っていたのかもしれないです。
亀井静香のことは、ちょっとの努力で
説得できると思っていたのでしょう。
鳩山政権時代に選択的夫婦別姓が
実現しなかったのは、頑迷きわまりない反対派
亀井静香の存在が元凶となるでしょう。
選択的夫婦別姓の政策としての優先順位は、
ここではほとんど関係ないと言えます。
鳩山首相も関係閣僚たちも、
選択的夫婦別姓法案を国会に提出することを、
まがりなりにも模索していました。
民主党・鳩山政権における優先順位は
それなりに高かったと考えられます。
横からすみません。
— huurin⭐️彡 (@HuurinMizu) 2018年8月26日
民主党は選択的夫婦別姓を成立させたかったものの、連立を組んだ国民新党の亀井静香の強固な反対に遭い、断念せざるを得なかったのでは?
そして、亀井静香の背景には、国民の人権を無くし日本を戦前に戻そうとする「日本会議」の存在があります。
「優先順位が低かった」という単純な状況ではなかったように思います。
— huurin⭐️彡 (@HuurinMizu) 2018年8月26日
連立を組まざるを得ない所に、政権として弱さはあったでしょう。
また、日本会議は夫婦同姓以外にも、一般の国民には有難くない思想を持ち、自民党に影響力を持っています。同姓維持と戦前回帰との繫がりに危機感を持ちます。