あの暗い情熱の持ち主「四条烏丸」が、
「旧姓がない」「結婚改姓できない」を、
「結婚できない」の意味にして
わたしを誹謗しようとしたお話の続きです。
「四条烏丸」の誹謗にはもうひとつ、
「結婚しない女はもてないだめな女」という
差別意識が現れています。
たんぽぼさんは旧姓ないですよね
— 七条油小路 (@meemee555555) 2019年10月12日
しないではなく結婚改姓できませんもんね。
— 七条油小路 (@meemee555555) 2019年10月13日
結婚できないからその心配はいらないっすよ。
— 七条油小路 (@meemee555555) 2019年10月13日
「四条烏丸」はことあるごとに
わたしを未婚とか、婚歴がないとか、
根拠もなく断定して誹謗します。
未婚の女性に対するネガティブな意識が、
「四条烏丸」にあることはたしかでしょう。
「The dark passion・根拠なく未婚と断定」
結婚するか結婚しないかなんて、
各人が自由に判断することです。
その人が結婚していないのは、その人なりの
考えなり事情なりがあるのでしょう。
他人は結婚に関して「四条烏丸」とは、
別の考えがあるということです。
「四条烏丸」の基準で非婚はネガティブと
決めつけられるいわれはないです。
結婚すると女性に不利なことが多いです。
日本の場合、年収が大きく減ることがあります。
正規雇用にかぎっても女性は結婚で
年収が減ることがはっきりしています。
「女は結婚で年収が減る」
https://twitter.com/tmaita77/status/419665311353143297
女性は結婚すると、もっと年収の低い非正規雇用に
回されることが多いことまで顧慮したら、
既婚女性の年収水準はもっと低くなるでしょう。
結婚生活はいまだ男性中心、男性有利です。
夫との関係を言えば、家事の分担をしないとか、
DVやモラルハラスメントの恐怖に
さらされる可能性もあります。
「日本の未婚男性の不幸感」
既婚女性は前述のキャリアの問題のほか、
子どもを産む圧力がかかることがあります。
仕事と育児の両立という問題も出てきます。
夫の親の介護を任されることもあります。
女性にとって結婚は損なことが多いです。
結婚するならよほど慎重になって
相手を見極める必要があることです。
現状では「結婚したくない」という女性が
出てくるのも、ごもっともなことです。
女性にとっての最善は「望む相手との結婚」です。
最悪は「望まない男性との結婚」です。
よって最善がかなわないなら、
最悪を避けるために「次善の策」として
「結婚しない」ことになるわけです。
「非もて男とフェミニズム」
「四条烏丸」の視界に入る結婚しない女性も、
このような事情によることも、
多いのではないかと思います。
結婚しない女性がいたところで、
むやみにあげつらうべきではないです。
モテない男が想定している最悪が「一生結婚できない」なのに対して、モテない女が想定している最悪は「意に沿わぬ相手と結婚させられる」なのではないかと思う。だから、モテない男が女叩き、フェミバッシングに走る傾向が強いのに対して、モテない女はそれほどでもなく、むしろフェミニズムを求める。
— 宇野ゆうか (@YuhkaUno) 2015年3月27日
未婚女性の「どちらかというと幸福」率の高さは、離婚歴あり独身女性である私にはよくわかるものがある。「どちらかといえば」ということは、何かと比べているのよね。そしてそれは多くの場合、「不幸な結婚」なんだよね。
— Kumiko@ブルックリン99はいいぞ (@Kumiko_meru) June 5, 2015
ここに結婚しない女性がいた場合、
彼女はなぜ結婚しないのか、可能性が高いと
考えられる状況は、次のようになるでしょう。
前述の最善である「望む相手との結婚」を
しないなら、それは望む相手がいないからです。
結婚を遠慮したい男性しかいない
ということであり、それはまわりの
男性たちに原因があります。
前述の最悪である「望まない結婚」を
しないのは、結婚による不利益や
失なうものが女性には大きいからです。
それは社会の現状がジェンダー差別的だからであり、
「男性優位社会」に原因はあります。
どちらの場合も、女性が結婚しない原因は、
個人レベルか社会レベルかの違いはありますが、
男性にあることになります。
よって「結婚していない」という理由で、
非婚の女性にスティグマを貼られる
いわれはないことになるでしょう。