2019年10月14日

父母で苗字が違ってもおかしくない

10月13日エントリの続き。

「女には結婚改姓の願望がある」という
認識をお持ちの選択的夫婦別姓の反対派は、
父親と母親とで苗字が違っていると
おかしいなどと言ってきました。

選択的夫婦別姓に対する本心を
だんだんはっきりさせてきたと思います。

 

結論を言うとなにもおかしくないです。
現在も事実婚や国際結婚などで、
父母で苗字の異なるケースはたくさんあります。

こうした夫婦別姓の家族の子どもたちについて
報告も多くなされていますが、
父母で苗字が違うことを問題とは感じないし、
おかしいと思うケースもないです。

「子どもの気持ちを考えてください」
「子どもの目線からの選択的夫婦別姓」
「親が夫婦別姓、子どもの本音を聞いてみた「困ることはない。以上」」

両親が別姓の子どもたち 「当たり前」だったから…
「家の中って名字で呼ばないし、正直意識したことがなかった」
そう振り返るのは、弁護士として法律事務所への
就職が決まっている日高稔基さん。
小さな頃から表札に二つの名字があるのが「当たり前」でした。

初めて別姓を意識したのは、学校の連絡網を見て
「他の家族の名字は同じだ」と気づいたとき。
ただその時も「へー。名字が同じ家族の方が
『普通』なんだ」と思っただけだったそうです。


親が夫婦別姓で自分と苗字が異なることに、
子どものときはずっと気づかなかった
というかたもいらっしゃります。
それくらい苗字が違っていても当たり前で
意識しないことだったのでしょう。

「親子別姓に気づかなかった」



あえて「おかしい人」がいるとしたら、
「父母で苗字が異なるとおかしい」と思っている、
最初のツイートの反対派だと思います。
この反対派の偏見ということです。

この問題は「父母で苗字が異なるとおかしい」
という偏見を、この反対派がご自分で
克服することで解決することだと思います。

「自分がおかしいと思う」という理由で、
その「おかしい」とされる人たちが
夫婦別姓を選択するという権利を
法律で禁止して解決することではないです。


ここで最初のツイートの反対派の人が、
父母で苗字が異なるのはおかしいと思わなくなり、
夫婦別姓に対する偏見がなくなるなら、
それに越したことはないです。

それでもどうしても「おかしい」と思う、
そう思わないではいられないというなら、
それでもいいと思います。
それくらいの「思想の自由」はあると思います。

大事なのは「自分がおかしいと思う人たちにも、
尊厳や生活する権利はある」ということです。
それゆえ「おかしい」人たちの権利を、
法律で制限してはならないことになります。
これを理解し受け入れることが、
「偏見を克服する」ということです。


posted by たんぽぽ at 22:33| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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