2019年10月13日

旧姓使用は場面がかぎられている

10月12日エントリの続き。

「女性には結婚改姓の願望がある」
思っている選択的夫婦別姓の反対派は、
旧姓の通称使用でじゅうぶんと主張しています。

「旧姓使用でじゅうぶん」な根拠は、
有名人や自分の身の回りといった
「個人的体験」プラス若干の憶測程度という、
反対派の定番のものとなっています。

 


旧姓を通称使用できる場面はかぎられることは、
これまでに何度もお話しています。

住民票、銀行口座や、各種の資格などは
旧姓使用が認められず、戸籍の苗字でしか
発行できないものがほとんどです。

「通称使用の可能な範囲」
「旧姓の通称使用の状況」

通称(旧姓)が使えない場面は?

国家資格と旧姓使用

最近になってようやく住民票や運転免許証で、
旧姓の併記が可能になる法案が
成立しそうになってきたという状況です。

「住民票に旧姓併記の法案」
「運転免許証に旧姓を記載の準備」
「薬剤師免許証の旧姓併記が可能に」


旧姓の使用が認められる企業は、
「条件付き」を入れても全体の半数以下です。
とてもどこの企業でも認められると
言える状況ではないです。

「旧姓使用の状況に関する調査」

旧姓使用の状況(企業規模別)

旧姓が認められている企業でも
いかなる場面でもというわけではないです。
給与明細など旧姓使用が認められない場面が
いくつもあることがほとんどです。

「旧姓使用の状況に関する調査(2)」

旧姓使用できても、ふたつの名前を
使いわける場面は多数あることになります。
それに不便や煩雑さを感じるかたもいます。
旧姓使用しているかたが、かならずしも
それで問題ないとはかぎらないです。


posted by たんぽぽ at 20:22| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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