2019年09月16日

共同体の最小単位は夫婦でなく個人

「共同体の最小単位である夫婦の破壊に
つながる」と言って、選択的夫婦別姓に
反対するという、ときどき見かける人です。

「共同体」のところは「社会」と表現することが
多いですが、どちらでも同じだと思います。

 


「社会の最小単位」は「個人」です。
よってこの選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)の認識は適切ではないです。
「最小単位の社会」は「夫婦」とは言えるでしょう。

「「社会の最小単位」の「家族」とは?」
「「家族は社会の最小単位 」という言い方」

結論から言うと、「家族」は「社会の最小単位」ではない。
「個人」が「社会の最小単位 」であることは、
疑いもないからである。
家族の価値(family value)を信じ、
それを主張したいのであれば、
「家族は、最小(単位)の社会である」と
言い直してもことは足りる。
「社会の最小単位」と「最小単位の社会」は
まったく別のシロモノだ。


当然この主旨に沿った反論があります。


最初のツイートの反対派(非共存派)は、
まだ飲み込めないようです。
社会の最小単位が個人なら、
自分の考えと矛盾がないと言ってきました。


この選択的夫婦別姓の反対派は
「社会の最小単位は夫婦」と言っています。
実際は「社会の最小単位は個人」ですから、
この反対派の考えとは矛盾しています。


最初のツイートの反対派(非共存派)は、
「共同体の概念を否定するのか?」とも、
議論している相手のかたに言っています。

それは否定はしていないと思います。
「社会の最小単位は共同体」という考えを、
否定しているだけだと思います。


posted by たんぽぽ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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