2019年09月07日

選択的夫婦別姓は母系天皇と関係ない

選択的夫婦別姓を実現させる目的は、
母系天皇を認めさせるためだという、
すさまじいことを言う反対派(非共存派)がいます。

 

選択的夫婦別姓の実現を求めるのは、
自分は結婚しても苗字を変えたくないと
思っているかたたちです。

非改姓結婚ができることを求めるのは、
アイデンティティの維持や職業上のキャリア、
改姓手続きの負担をなくすなど、
自分の尊厳や生活に関係するからです。


母系天皇とか女性天皇なんて、
選択的夫婦別姓とはぜんぜん関係ないです。
母系天皇や女性天皇を実現するために、
選択的夫婦別姓の実現を求める人なんて、
どこにもいないでしょう。
わたしはそんな人を見たことないです。

選択的夫婦別姓を求めるかたの多くは、
自分の生活で忙しいでしょう。
選択的夫婦別姓の実現という観点からは、
天皇制や皇室なんて生活感のないことには、
興味ないかたがほとんどだと思います。


posted by たんぽぽ at 10:09| Comment(3) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そもそも、天皇や皇族には「姓がない」のです。
選択的夫婦別姓が認められたところで、天皇家には全く関係しません。

もちろん、選択的夫婦別姓賛成派に、男女平等の見地から女性天皇・女系天皇も容認し、直系長子かつ双系(男系・女系)を望んでいる人々はいると思います。
(令和元年に徳仁天皇陛下が即位され、愛子さまが皇女になられたことから、そう考えている人は増えているかもしれません)
Posted by アイス at 2019年10月14日 20:21
付け加えれば、選択的夫婦別姓賛成派の中に、皇位継承については男系派、あるいは天皇制廃止派もいるだろうし、天皇家には無関心な人もいると思います。
Posted by アイス at 2019年10月14日 20:42
アイスさま
こちらにもまともなコメント、ありがとうございます。

結構前のエントリにコメントをくださり、
これもありがとうございます。


皇族に苗字がないことを忘れている
選択的夫婦別姓の反対派もいるようです。
「皇室が夫婦別姓になったら」なんて、
不可解なお話をする反対派もいます。
https://twitter.com/maru_ran7/status/1173163320011935745

一般的な反対派が選択的夫婦別姓と
母系天皇や女性天皇をリンクさせるのは、
ジェンダー平等という思想だろうと思います。

彼らは自分の生活とは関係なく、
基本的にイデオロギーで判断していると思います。
「反ジェンダー平等」というイデオロギーで、
選択的夫婦別姓にも母系天皇、女性天皇にも
反対するのだと思います。


>もちろん、選択的夫婦別姓賛成派に、

選択的夫婦別姓の推進派で、
母系天皇、女性天皇や女性宮家の問題や、
皇室そのものの廃止に関心があるかどうかは、
それこそ人それぞれだと思います。

関心があって母系天皇、女性天皇や
女性宮家に賛成している場合でも、
選択的夫婦別姓とは別問題と考え、
リンクさせていないことが多いと思います。
Posted by たんぽぽ at 2019年10月15日 22:26
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