選択的夫婦別姓の賛否の調査をすると
結果が変わってくる、などと言っている人
(反対派)がいます。
リンク先のツイートはなくなっています。
2018年に発表された内閣府の世論調査の
図15と図18が貼ってありました。
夫婦別姓の子どもへの影響に関する設問です。
夫婦別姓の悪影響を理解した上で賛成反対のアンケート調査をすると結果が変わってきますかね。 https://t.co/4l8cSXM3Q3
— clouds (@seakingcarp) 2019年8月19日
夫婦別姓が子どもにどんな悪影響を
およぼすのか?という疑問が出てきます。
それをツイッターでお尋ねしたかたがいました。
それにはまず悪影響の定義を出さないとですよね。別姓反対派は悪影響とは何か根拠を持って提示できていません。選択的別姓が導入されたら誰にどう被害が出るのか。
— らいぶ (@livekagi) 2019年8月19日
ちなみにこのデータは子供同士の姓は同じ方が良いというデータです。
最初のツイートの反対派(非共存派)は、
ごちゃごちゃ理由をつけて、悪影響とはなにか、
具体的には指摘できないと言ってきました。
具体的な悪影響を統計的に出せというのは悪魔の証明に等しい。
— clouds (@seakingcarp) 2019年8月19日
これまでのやり取りから行間を読んで頂けない人に説明しても無駄だと思いますのでこの議論はやめましょう。
どうしたのかと思います。
「夫婦別姓の悪影響を理解すれば」と、
世論調査の結果を見て言っています。
それなら当然世の中の人たちに、
その「悪影響」を知らせたいはずです。
最初のツイートの反対派(非共存派)は、
対論者が理解できないことにして無駄だから
議論をやめよう、などと言っています。
無駄なんてことはないと思います。
この議論を見ている第三者がいるからです。
議論を通じて第三者に一定の情報を
提示することになるので、対論者の資質に
関係なく効果はあることです。
選択的夫婦別姓の推進派は、
反対派(非共存派)と議論になったときに
いつもそうしていることだと思います。
最初のツイートの反対派は、
「夫婦別姓の悪影響についての理解」を
主張しているのですから、なにかひとつくらい
具体的な悪影響を知っているはずです。
それを言っていただきたいものです。
「悪影響を受ける」というなら、なおさらどういう影響があるのか具体的に示せるはずですよね。少なくとも一例くらいは何か想定しているから言っているんでしょ。
— 🍊🐌Schnee_Arlyssa🍉 (@A_Schnee_S) 2019年8月21日
ひとつも「悪影響」を示せないなら、
そんなものは存在しないことになります。
存在しない「夫婦別姓の悪影響」なんて、
理解させることなど不可能です。
具体的な悪影響、出せないのに「悪影響を理解した上で」とは論理破綻ですね。
— nana/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) 2019年8月21日
いま議論されてるのは選択制。
同姓にしたい夫婦は片方改姓して同姓に。
生まれ持った氏名のままがいい夫婦は別姓に。
選ぶ制度ですから、夫婦別姓に「悪影響」あると「思う」なら同姓にすれば解決です。
付記1:
存在しない「夫婦別姓の悪影響」を
「理解させる」方法(?)がひとつだけあります。
それは「悪影響」のでまかせを
でっち上げて、それを広めることです。
ようは大勢にデマを信じさせて
それを「理解された」と言い募ることです。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)には
これが得意な人が多いようですし、
実際にやっている人もいるでしょう。
付記2:
最初のスライムアイコンの人が
リンクしているツイートはなくなっているので、
そこに貼っていた画像もなくなっています。
このなくなったツイートは、
削除前にわたしがリプライしていました。
これを見ると、なくなった画像が
2018年の内閣府の世論調査で、
夫婦別姓の家庭の子どもに関することだ、
ということがわかるでしょう。
https://t.co/FrJX0RajO6 右は子どもに悪影響が「あると思う」であって、「ある」ではないです。そして他人の夫婦別姓に反対しているとはかぎらないです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年8月22日
https://t.co/FrJX0RajO6 左は「子どもの苗字を統一するべき」であって、「親子で別姓にするべきでない」ではないです。どちらの調査結果も「親子別姓に反対」なんて、ぜんぜん示していないです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年8月22日