「旧宮家の復活を要望」と主張しているので、
政治的立ち位置は察しがつくでしょう。
強烈な箇所は「選択的夫婦別姓の推進派は、
夫婦同姓を選択することをレイシストと
呼んでいる」と言っていることでしょう。
【夫婦別姓】
— 旧宮家の復活を要望いたします (@hakutaku2019) June 22, 2019
読めば読むほど、事実婚で既に
実現できている夫婦別姓。
選択的なのだから現行の戸籍法を変える必要があるのだろうか?
今の世の中、自分の生き方を通している家族を、だれが差別するというのか?
「選択的」と言いながら、同姓選択をレイシストと呼んだりする。
親子関係の証明ややこし https://t.co/slVchkm60O
夫婦同姓を選択するだけで「レイシスト」という
選択的夫婦別姓の推進派いないでしょう。
わたしは見たことがないです。
おそらくどこにもいないでしょう。
推進派は「夫婦同姓がいい人は
夫婦同姓を選べばいい、夫婦別姓がいい人は
夫婦別姓を選べばいい」という考えだからです。
自分と異なる人の選択については、
基本的になにも言わないスタンスです。
よって「夫婦同性を選ぶ」という
自分と異なる選択をする人たちを
それを理由に「レイシスト」とすることなど、
あるはずもないことです。
「姓選択をレイシストと呼んだり」
— uuusssy (@kenken500p) 2019年6月22日
そもそも選択的夫婦別姓制度は、同姓がいい人は同姓に、名前を変えたくない人は別姓で結婚する制度なので、「同姓選択をレイシスト」と呼んだりはしないですね。多様性を認めるのが選択別姓。
レイシストがレイシストと呼ばれるだけですね。 https://t.co/jdyPxuPsKQ
選択的夫婦別姓に反対し、現在の夫婦同姓の
強制の維持を主張する人は、望まない人にまで
結婚改姓を強要することになるので、
差別的と言う推進派はいると思います。
「夫婦別姓は嫁を家に入れない
中国や韓国の思想にもとづく」のように、
根拠のない排外主義と結びついた
選択的夫婦別姓の反対論を主張する人を
「レイシスト」と呼ぶことはあると思います。
最初のツイートの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、おそらく自分たちが
レイシストと言われるので、
意趣返しをしたいのかもしれないです。
選択的夫婦別姓問題は「選択か強制か」ですが、
それを「夫婦同姓か夫婦別姓か」の問題と
取り違えるという、多くの反対派に見られる
特徴も示していると思われます。
それで推進派は「夫婦同姓の強制は差別」と
言っているのに、最初のツイートの反対派は、
それを「夫婦同姓の選択はレイシズム」と
変換するものと思います。