「アメリカ合衆国では女性の90%以上は
義務もないのに夫の苗字に改姓する」
などという主旨のことを言っています。
これはいったいどういうことでしょうか?
しかしアメリカ女性の90%以上は義務もないのに夫の姓に変えてますし、さらに「夫の姓に合わせることを法律で義務付ける」ことを国民の半数が支持しています。日本以上に同姓(しかも夫のみ)傾向が強いんですよ。 https://t.co/Tap3vIkldJ
— 選択的夫婦別姓から国民を守る会(安 乃雲) (@ohayo_tokyo) August 28, 2019
「アメリカ合衆国の女性は90-98%が
結婚改姓する」という根拠のないことを、
「おはよう東京」は少し前に言っていましたが、
それのことかもしれないです。
「アメリカで非改姓結婚を選ぶ割合」
[夫婦別姓]
— 選択的夫婦別姓から国民を守る会(安 乃雲) (@ohayo_tokyo) July 20, 2019
橋下氏のツイートには多くの間違いがあります。
例えばアメリカでは、90~98%の女性が夫の姓に改姓します。また、ミドルネームをつけて全く別の姓にならないようにします。完全な別姓を選択する人が少ない理由は、「家族の団結を重視する」人が多いからです。 https://t.co/nksNkeWqfq
これは前に出てきたときに、記事を示して
根拠をあげて反証したことです。
2015年の調査で、アメリカ合衆国で
夫婦別姓(非改姓結婚)選ぶ女性は22%です。
夫の苗字に改姓して夫婦同姓となる女性は67%です。
90%よりずっと少ないです。
「意外に保守的、アメリカの「選択的夫婦別姓」事情」
ニューヨークタイムズ紙の調査によると、
夫の姓を選ぶ女性が67%と圧倒的に多く、
別姓を選ぶ女性は僅か22%です。
それでも近年は別姓を選ぶ人が増えている
とのこと(70年代17%、90年代18%)。
その他、両家の姓をハイフンで結ぶ女性が6%、
その他が4%となっています。
ニューヨークタイムズの記事にある、
アメリカ合衆国で非改姓結婚を選ぶ
女性の推移も示しておきます。
10%を切ったことはないです。
よって夫の苗字に改姓する女性が
90%以上になったこともないです。
「Maiden Names, on the Rise Again」
一度反証されたのに、あたかもなにごとも
なかったかのように、平然と同じことを
言ってのける「おはよう東京」の神経は
なかなかなものだと思います。
それについては、タンポポさんが検証しています。
— mametan (@tosiho) 2019年8月28日
トランプ大統領の娘のイヴァンカさんも夫のクシュナー氏とは夫婦別姓ですから、安さんのあげる根拠は何とも不可思議な事ばかり。
外国の記事は日本と事情が違うので検証ができにくいので、鵜呑みにできない。https://t.co/Q3HvIDHxUV
この間と同じデマですね。
— nana/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) 2019年8月28日
90%以上夫の姓?ソースは?
「海外関係ない日本は日本」と言ってる人が米国を基準に論を展開とはこれいかに…😳
NY Times調べ2015年の記事:アメリカでは
夫姓 約67%
別姓 約22%(70年代17%、90年代18%と増加傾向)。
複合姓 約6%
その他 約4%https://t.co/J1fcr75EIK
反証されているときも「おはよう東京」の人は、
馬耳東風を決め込んではいましたが。
「リンク先の記事はほとんど読まない」