2019年08月18日

結婚改姓はアイデンティティの剥奪

8月17日エントリの続き。

この選択的夫婦別姓の反対派の理屈によると、
家族で同姓にすることは、改姓した家族(妻)が
自分のアイデンティティを
譲渡するということになります。

それなら妻に結婚改姓させて夫の苗字に
合わせさせるのは、妻に自分のアイデンティティを
譲渡させることになります。

 

もっとはっきり言えば、妻に結婚させることで、
妻から自分のアイデンティティを奪って、
夫や夫の家のアイデンティティを
押し付けるということになります。
「譲渡」だと聞こえがいいですが、ようは「剥奪」です。


最初のツイートの反対派(非共存派)は、
夫婦同姓でないと自分がどこに属しているか、
という実感が弱くなると考えています。

それなら結婚改姓しない女は、夫や夫の家に
属している実感が弱くなることになります。
女性に結婚改姓させるのは「結婚した女は
夫や夫の家に所属する」という認識を、
妻に植え付けるためになるのでしょう。


この反対派(非共存派)は、結婚の最大の意義は
女性の保護だと繰り返し言っていました。
保護のために女性は夫の苗字を
名乗る必要があるのだそうです。

「改姓で女性を守る?改姓してないのに?」


そうだとすると「女は結婚によって夫から
保護されるのだから、代償として
自分のアイデンティティを放棄しろ」
ということになるでしょう。

あるいは、女性に結婚改姓させて
アイデンティティを奪い、夫や夫の家に属する
存在にしたいから、「結婚の意義は女性の保護」と
言って、女性を弱い立場に
押し込めたいのかもしれないです。


結婚改姓によって自分の生来の苗字を
失なうことで、アイデンティティを
喪失するかたはたくさんいらっしゃります。

結婚改姓によって夫の苗字を
名乗ることで、夫や夫の家への従属を感じる
女性もたくさんいらっしゃります。

夫や夫の身内の中には、「嫁」が結婚改姓したことで、
自分の家に属する存在になったと
考えることも少なからずあります。

結婚改姓によるアイデンティティの剥奪や、
夫への所属意識が生じることは、
「あたまで作り出した観念」などではなく、
事実による裏付けがあることです。


posted by たんぽぽ at 22:51| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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