2019年08月01日

日本を危険視する外国人を増やす

7月31日エントリの続き。

シンガポールの飛行機の中で、
客室乗務員に痴漢をした日本人男性についての、
たまごどんのコメントに対する
さらにわたしからのコメントです。

 
今回はつぎのコメントを見てみます。

http://tamagodon.livedoor.biz/archives/51942220.html#comments
今回の韓国人の犯罪は、日本人に嫌がらせを
するためだけの目的で、墓や宗教施設を
無差別に破壊したというものです。
こんなゲスな犯罪を日本人が他国でしましたかね?

(5. たまごどん 2017年10月05日 11:20)

お墓や宗教施設ではないですが、嫌がらせ目的の
器物破損なら、日本人でもやる人はいます。


いまから5年ほど前(2014年2月)に、
東京のあちこちの公立図書館にある
『アンネの日記』の本が破られる事件がありました。

「「アンネの日記」 都内の公立図書館で250冊以上が破られる被害」

日本国内で起きた事件ですが、
嫌がらせのメッセージは国際社会に向けています。
「『アンネの日記』は捏造だと思ったから」という
政治的なことが、犯行の動機だからです。



史実、および基本的人権と民主主義への
挑戦であるとして、世界のさまざまな国でも、
『アンネの日記』を破った事件を報道しています。

世界最大規模のユダヤ人団体
「サイモン・ウィーゼンタール・センター」も、
問題視して声明を発表しています。
国際社会は自分たちに向けたメッセージだと、
受け止めたということです。



事件が起きた2015年2月は、
かねてから安倍政権下での右傾化のもとで、
日本は危険な国になりつつあると、
国際社会は警戒を強めていたころです。

『アンネの日記』は捏造だと言って、
本を破った事件が起きたことで、
「やはり日本はこういう国なんだ」とその認識を
国際社会は強めることになります。

本を破った犯人は「日本嫌い」どころか、
「日本は危険」と懸念する外国人を増やした
日本人ということになるでしょう。


posted by たんぽぽ at 22:44| Comment(1) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このブログから投稿お断わりにしている
「ジャジー」から、コメントがありました。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/442014038.html

「ジャジー」のコメントを削除しました。
Posted by たんぽぽ at 2019年08月17日 10:52
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