2019年07月29日

夫婦別姓と同性結婚は政治的なお念仏?

選択的夫婦別姓や同性結婚は、
日常で困っていることからかけ離れた
「政治的なお念仏」などと言う人がいます。

この人が選択的夫婦別姓や同性結婚の
反対派かどうかはわからないです。
反対ではないけれど「夫婦別姓なんてくだらない」と、
考えている人かもしれないです。

 

このツイートの人は、夫婦別姓を望む人や
同性愛者なんて、現実にはほとんどいない、
どこか遠い世界のお話、くらいに思っているのでしょう。
マイノリティに対する認識がうかがえます。


選択的夫婦別姓や同性結婚は、
日常で困っている人たちがふつうにいる
問題であることは、言うまでもないでしょう。

2016年の初めに、20-30代の女性を対象にした
夫婦別姓に関するアンケートがありました。
選択的夫婦別姓が認められたら、
自分は夫婦別姓(非改姓婚)を選択すると、
回答したかたは63%でした。

「非改姓結婚希望が6割以上」

夫婦別姓が可能になったら、あなたは?

このアンケートは首都圏勤務のかたが
対象ですが、大阪の女性は違うと、
最初のツイートの人は考えるのでしょうか?

地域によって非改姓結婚を希望する人の
割合にそれほどの差はないと、
わたしは考えていますが、大きな差があると
言うなら、根拠を示してほしいです。


一般に被差別マイノリティは、
その存在を隠す傾向があります。
ふだんから話題になることではないことに加えて、
どこに自分を差別する人がいて、
こころないことを言うかわからないからです。

「夫婦別姓を望むのはあたまのいかれた嫁」
などと吐き散らしてくれる人が、
どこにいるかわからない状況です。
自分が結婚改姓したくない考えを、
おいそれと打ち明けるはずもないことです。

夫婦別姓を望む人や同性愛者など
被差別マイノリティを、自分が見かけないから
といって、ほとんどどこにもいないと考えるのは
危険だと言えるでしょう。


このあたりについて、最初のツイートのかたに、
わたしはツイッターでお話しました。


そうしたらわたしはブロックされました。



付記:

このかたもブロックされています。
最初のツイートの人は、ご他聞にもれず、
自分に異論や反論を述べる人を、
次つぎとブロックするのかもしれないです。




posted by たんぽぽ at 23:29| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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