「選択的夫婦別姓にやる意味はない」などと、
山口二郎氏のツイートにリプライをつけた人に、
わたしから「なぜやる意味がないのか
根拠を示してほしい」とお尋ねしました。
7月19日エントリでお話したように、
「やる意味はない」と断言する人は、
その根拠を示すことがないからです。
そうしたら「やる意味はない」発言の人は、
「選択的夫婦別姓の導入によって
家を破壊し社会を破壊する」と言ってきました。
よくある選択的夫婦別姓の反対派でした。
「オンナコドモのことはくだらない」というより
「オンナコドモはだまってろ」の
「政治的ミソジニー」のようです。
https://t.co/akUOtrT8lf 選択的夫婦別姓にやる意味がないと自信たっぷりに断言する人は、なぜやる意味がないのか根拠をあげてしめすことはないですね。「自分にとって意味がないからだれにとっても意味がない」なんて、自分と他人の区別がつかない思考をしているのでしょうか?
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年7月16日
具体的根拠ねぇ…
— ぼんぼん(復活) (@qljgXdggb5KcRcy) 2019年7月16日
選択的と言いながら、制度が成立するとメディアを使って散々別姓を勧める一大キャンペーンを張って、社会を構成する最小単位の「家」を破壊し個に分解、社会を破壊する。
というストーリーを誰かさんが展開しようとしているのが見え見えですからね。
選択的夫婦別姓の導入によって
どうやって家や社会を破壊するのかわからないです。
世界中のほとんどすべての国で
選択的夫婦別姓が認められていますが、
それが原因で家や社会が破壊された例はないです。
日本国内にも事実婚や国際結婚で
すでに夫婦別姓のかたはいらっしゃります。
これらの人たちが存在するせいで、
家や社会が壊れている様子はまったくないです。
家や社会を破壊するために
選択的夫婦別姓を導入しようとしている人
というのが、どこにもいないです。
なんのために家や社会を破壊しよう
などと考えるのかもわからないです。
「家を破壊する」は選択的夫婦別姓の導入で
離婚が増える、ということでしょうか?
それなら選択的夫婦別姓によって
離婚が増える例は存在しないです。
「選択的夫婦別姓と離婚の関係」
あるいは夫婦別姓の家庭の子どもは、
疎外感を持つということでしょうか?
それなら孤独を感じる子どもは日本だけ
飛び抜けて多いという調査があります。
日本は夫婦同姓を強制する国ですから、
夫婦同姓こそ子どもが孤独を感じて、
家を破壊することになりそうです。
「夫婦別姓は帰属共感性を奪う?」
まさか「イエ制度が破壊される」と、
言いたいのではないですよね?
現在の日本ではイエ制度はなくなっています。
戦後の民法によってイエ制度は廃止されました。
すでに破壊されて存在しないのですから、
いまさら破壊のしようはないです。
全体的に意味不明ですが…特に
— nana/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) 2019年7月17日
社会を構成する最小単位の「家」
って…。昭和22年、当時の昭和天皇も廃止にサインした家制度の考えです。日本の民法に「家」という概念がなくなってもう70年以上経ちました。
自国の民法学んで&お気を確かに…😅https://t.co/OiOU1MFasA
最初の「選択的夫婦別姓にはやる意味がない」
発言の人は、わたしをブロックしました。
わたしからのお尋ねへの、お返事はないようです。
わたしはこのかたからブロックされました。「選択的夫婦別姓を導入して家や社会を破壊する人がいる」などと言うので、だれがどうやって破壊するのかとお尋ねしたらブロックです pic.twitter.com/Z8YjlXw7YT
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年7月17日
「イエ制度はもうない」という主旨の
リプライをしたかたも、ブロックされたと思います。
「やる意味がない」発言の人は、
こちらのかたにはリプライしたようですが、
ブロックしたのでそれっきりです。