山口二郎氏が選択的夫婦別姓を、
立憲野党が提示する重要な政策として
あげていることをお話しました。
そこへ「選択的夫婦別姓など実行する
意味がない」というリプライがつきました。
「オンナコドモのことはくだらない」という
「政治的ミソジニー」のようです。
夫婦別姓などやる意味がありませんし、野党の対案は支持できるものではないから選挙で勝てないんでしょ。権力が無いから実行できないと言うのは暗に有権者を否定していますよね。ツイートで呟くのは自由ですが、ちょっとセンスがねぇ…
— ぼんぼん(復活) (@qljgXdggb5KcRcy) 2019年7月13日
選択的夫婦別姓にやる意味はないとか、
必要ないとか、くだらないとか言う人は、
上記ツイートの人以外にもたくさんいます。
ところがなぜやる意味はないのか、
彼らは根拠をあげて示すことはないようです。
きっぱりと断言して、あからさまに
否定するのですから、やる意味がない理由を
根拠とともにしめしてほしいものです。
(「自分にとってやる意味がないから、
だれにとってもやる意味がない」なんて、
自分と他人の区別がつかない思考を
しているのでは、まさかないですよね?)
選択的夫婦別姓の導入は必要だというかたは、
なぜ必要なのか、さまざまな観点から、
いくつもの根拠をあげて示しています。
選択的夫婦別姓の導入が求められる
ニーズは具体的にどういったことかや、
世論調査やアンケートで導入賛成が多数なこと、
女子差別撤廃委員会からの再三の要求や、
法制審議会の答申書から23年と
長いあいだ放置されていることなどです。