選択的夫婦別姓は「未婚者には関係ない」から
「未婚者でもいずれ結婚するなら関係ある」に、
「四条烏丸」は修正したのでした。
わたしが例に挙げた小学一年生たちは
「自分は結婚しない」と非婚宣言しています。
現在未婚で将来もずっと結婚しないから、
「四条烏丸」の基準では、選択的夫婦別姓は
関係ないとなるのではないかと思います。
「結婚改姓が嫌な子どもたち」
「ねっ、そういう風に大人になって結婚すると、
みんなも名前が変わるんだよ」と、
私が軽率な言葉を口にしたとたん、
クラス中から一斉に「ヤダー!」の大合唱が。
しかも、先に声を上げたのは、みんな男の子たちです。
(えっ、男の子は名前は変えなくて大丈夫なのに...)と
私が心の中で思っていると、ちょっとオシャマな女の子が、
「だから、アタシ、結婚なんてしないの」と、毅然と胸を張ります。
これを耳にした周りの子たちも、
「じゃあ、ボクもしない」「私もしない」と、
この日の給食は結婚拒否発言の嵐で幕を閉じました。
https://t.co/wZxtMgLgYH 小学一年生の子どもたちは「自分は結婚しない」と言っています。結婚する可能性を自ら否定していますよ https://t.co/mpf9ISQIjZ
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年7月4日
「四条烏丸」は「小学一年生に
そんな判断はできない」などと言ってきました。
小学一年生の判断力、なめられたものです。
はあ?一年生にそんな判断できんやろ。きっとほとんどの人結婚するよ
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2019年7月4日
「四条烏丸」は、その小学一年生たちは
「きっとほとんどの人が結婚する」とも言っています。
2015年の生涯未婚率(50歳までに
ずっと未婚だった人の割合)は、
男性は23.4%、女性は14.1%です。
現時点で2割近い人が、一生結婚しなくなっています。
「生涯未婚率が過去最高に」
生涯未婚率は、今後もまだしばらく増えそうです。
こぞって非婚宣言した小学一年生が
おとなになるころには、生涯未婚率は
3割程度になっているかもしれないです。
2015年現在(?)の小学一年生たちのうち
ずっと結婚しない人は、結構な数いることが予想されます。
「ほとんどの人が結婚する」ことはないでしょう。
付記:
「ほとんどの人が結婚する」なんて、
「四条烏丸」は生涯未婚率が2%もなかった
時代の感覚でいるのでしょうか?
7月2日エントリの「妻子を養うために
しがみつく」もそうですが、「四条烏丸」は
「昭和おやじのステレオタイプ」の
発想をすることが多いと思います。