2019年06月09日

「国民的議論が必要」の国民はだれか?

「四条烏丸」は「たんぽぽは一生結婚せず
未婚だから、選択的夫婦別姓問題には関係ない」
と言って、わたしを嘲笑したことを、
6月6日エントリでお話しました。

「選択的夫婦別姓・非当事者の問題」

 

正確には「四条烏丸の脳内たんぽぽ」ですが、
「自分は関係ないけれど、他人が夫婦別姓を
選択することは賛成」という「関係ない他者の
権利の尊重」をすることを笑うことだと、
「四条烏丸」は考えているわけです。

そして文脈から判断すると
「関係ないから発言や関与をするな」と、
「四条烏丸」は言いたいことになります。
「関係ない他者の権利の尊重」をする人が、
「四条烏丸」にはけむたいのでしょう。


「四条烏丸」は以前、選択的夫婦別姓の実現には、
「国民的議論」が必要だと言っていました。

「選択的夫婦別姓・国民的議論が必要?」



「関係ない他者の権利を尊重」する人も、
もちろん「国民」のうちです。
「四条烏丸の脳内たんぽぽ」は非実在ですが、
同じスタンスと考えをお持ちの
実在する「国民」もたくさんいるでしょう。

選択的夫婦別姓の実現に「国民的議論」が
必要だと言うなら、「関係ない他者の
権利の尊重」をする人たちも、その「国民的議論」に
参加する権利と必要があるはずです。

ところが「他者の権利を尊重する国民」を、
「四条烏丸」は「関係ない」と言って
議論から締め出そうとしているわけです。


「国民的議論」が必要と言いながら、
じつはどんな考えを持つ「国民」だけ、
選択的夫婦別姓の議論に参加させたいのか、
「四条烏丸」の考えがわかるというものです。


posted by たんぽぽ at 22:57| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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