選択的夫婦別姓の推進派の評判が下がる」という
奇抜な主張を展開するかたがいます。
もちろんこのかたも反対派(非共存派)です。
わたしはそんなお話を聞いたことないです。
これをご覧のかたもそうだろうと思います。
日本の伝統の批判や否定をしたことで、
選択的夫婦別姓の推進派の評判が
悪くなった例をご存知のかたがいたら、
教えていただきたいと思います。
[夫婦別姓]
— 安 乃雲 (@ohayo_tokyo) 2019年5月31日
法改正を望む際に、いちいち家父長制/明治民法、挙句は「伝統言う奴はチョンマゲな」などと「日本下げ」を持ち出すことが別姓支持者の評判を悪くする原因のひとつです。これでは理解が進まなくて当たり前。
逆に、このような論者は議論を停滞させたくてわざとやっているのかと疑います。
反対派(非共存派)は「日本の伝統」だと
自分が思っているものに対して、
特別な愛着を持っていることもあります。
それに対して批判的、否定的な推進派を見て、
悪感情を持つことはあるでしょう。
反対派は選択的夫婦別姓の議論になったとき、
「日本の伝統」を持ち出すことがよくあります。
たいてい反論されて言い返せなくなるので、
自分に反論した推進派を、不愉快に感じる
反対派(非共存派)もいると思います。
最初のツイートの反対派(非共存派)の見解は、
ご自身のような反対派(非共存派)に関しては、
当てはまるのかもしれないです。
反対派(非共存派)は伝統のお話が出てくる前から、
選択的夫婦別姓の推進派のことを
こころよく思っていなかったでしょう。
推進派が日本の伝統を批判するのを見て
印象を悪くするのは、もとから推進派に対する
印象が悪かった人たち、とも言えます。
選択的夫婦別姓に反対でない「一般の人」は
推進派に対して悪い印象を持ってはいないです。
「日本の伝統」に特別な思い入れもないです。
ましてや「一般の人」は議論で相手を
やり込めようとして「日本の伝統」を持ち出したら、
反対にやり返されて不愉快な思いをした、
なんてこともないです。
選択的夫婦別姓に反対しない「一般の人」は、
「日本の伝統に否定的、批判的ゆえに
推進派に対する印象を悪くする」ということは、
ほとんどないだろうと思います。
反対派(非共存派)は、自分たちは
多数派なので、「一般の人」と同じ
意見だと信じているようです。
それで「一般の人」は自分たちの味方だと、
彼ら反対派(非共存派)は暗黙のうちに
思っているのかもしれないです。